講座詳細情報
申し込み締切日:2015-01-09 / その他教養:音楽 / 学内講座コード:241408
日本ポップミュージック序説 歌謡の系譜をたどる基礎講義
- 開催日
- 1月16日(金)~ 1月30日(金)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 20:00~21:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 7,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 8,000円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
普段耳にしている日本のポピュラーミュージックの歴史を概観する。例えば「流行歌」と呼ばれる歌謡が、どのような経緯でJポップに至ったか。その系譜を辿ることで、日本のポップミュージックへの理解を深める。
【講義概要】
日本に西洋音階が輸入されたのは、明治初期まで遡ることになるが、西洋音階が現在のポップミュージックへと変化する過程の中で、音楽と歌には様々な刺激が与えられてきた。それは日本文化の在り方そのものにも通じる。各文化事象は、突然今ある姿で出現した訳ではない。何らかの系譜を辿って今ある姿に進化してきた。例えば「演歌」について、今私達が知っている「演歌」は、1960年代半ばにようやく成立した歌謡の1ジャンルに過ぎず、「日本の心」のように語られるのは、全く正しくない。本講座では、大瀧詠一が遺したポップミュージックに関する系譜学をはじめ、こうしたいくつかの視点から、ポップミュージックを再考していく。
普段耳にしている日本のポピュラーミュージックの歴史を概観する。例えば「流行歌」と呼ばれる歌謡が、どのような経緯でJポップに至ったか。その系譜を辿ることで、日本のポップミュージックへの理解を深める。
【講義概要】
日本に西洋音階が輸入されたのは、明治初期まで遡ることになるが、西洋音階が現在のポップミュージックへと変化する過程の中で、音楽と歌には様々な刺激が与えられてきた。それは日本文化の在り方そのものにも通じる。各文化事象は、突然今ある姿で出現した訳ではない。何らかの系譜を辿って今ある姿に進化してきた。例えば「演歌」について、今私達が知っている「演歌」は、1960年代半ばにようやく成立した歌謡の1ジャンルに過ぎず、「日本の心」のように語られるのは、全く正しくない。本講座では、大瀧詠一が遺したポップミュージックに関する系譜学をはじめ、こうしたいくつかの視点から、ポップミュージックを再考していく。
講師陣
名前 | 宮沢 章夫 |
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肩書き | 劇作家、演出家、作家 |
プロフィール | 80年代より舞台活動をはじめ、1990年から「遊園地再生事業団」の活動を開始。1992年『ヒネミ』で岸田國士戯曲賞受賞。エッセイや小説を執筆するほか、早稲田大学で専任教員として講義を担当していた。2010年『時間のかかる読書』で伊藤整文学賞受賞。著書『14歳の国』『牛への道』『東京大学[80年代地下文化論]講義』等。 |