検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2015-01-10 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:241118

歌舞伎から見る日本文化 カブキの発想とその美感

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月17日(土)~ 2月28日(土)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
15,000円
定員
30
その他
ビジター価格 17,200円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
歌舞伎は、「傾き」という、世の価値観に抵抗する奇抜な発想が生み出した芸能です。四百年間にわたり民衆を驚かせ、魅了し続けるその本質を追求してみましょう。そこには日本文化が凝縮された美感が舞台化されているはずです。

【講義概要】
舞台からよみとれる歌舞伎の美学にアプローチします。名作が作られた背景にある日本文化を追究し、歌舞伎を見る感性を涵養しましょう。演技・演出・型にこめられた意図を探り、日本人が伝承してきた美感と発想を浮き彫りにします。講義後半に実施予定の実演では、有名な歌舞伎音楽の一節を口ずさんでみることにします。主な講義内容は以下の通りです。

●歌舞伎の正月まずは吉例の歌舞伎の正月についての話から始めます。伝えられてきた庶民の新年行事と歌舞伎の初春狂言との関係を紐解きます。
●成駒屋の藝と人新しい中村鳫治郎が誕生します。江戸幕末以来、歌舞伎界のトップに立つことが多かった成駒屋系の系譜を概観します。
●歌舞伎の梅「花の兄」と言われる梅花は歌舞伎の彩りに欠かせない物。梅見、梅の釣枝、「菅原」の梅王丸、役者の梅紋、俳名…。香り床しい花と芝居の関係を探ります。
●歌舞伎と笑い歌舞伎には純粋な喜劇はありませんが、「狂言取り物」を中心に笑いは常に追求されています。歌舞伎劇ではどのように笑いが表現されるのか興味深いところです。
●歌舞伎のセリフ術よく「セリフが上手い」と言いますが、具体的な基準は存在するのでしょうか。名優の音源を聞きながら、セリフの巧拙を論議してみましょう。
●歌舞伎音楽実演講座吉例の常磐津教室。歌舞伎舞踊の名作の一節を聞いて頂き、実際にお稽古をしてみれば、もう歌舞伎通は目の前です。常磐津節三味線方。福岡県出身。平成3年入門以来、歌舞伎公演・日本舞踊公演で随時活動する若手演奏家。平成15年から「岸澤式松の会」開催。※実演日未定(詳細は決定次第お知らせ致します)

講師陣

名前 鈴木 英一
肩書き 早稲田大学講師、早稲田大学演劇博物館招聘研究員
プロフィール 1964年生、早稲田大学大学院博士課程満期退学。歌舞伎舞踊を専攻。常磐津節演奏者としても活動し、研究成果を生かした創作活動にも携わる。共著に『世襲について』(日本実業出版社)、創作に「魑魅魍魎的」「通小町」「(かぶき体操)いざやカブかん!」。現在、早稲田大学・宇都宮大学講師、早稲田大学演劇博物館客員研究員。
名前 岸澤 式松
肩書き
プロフィール
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.