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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-01-06 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:140512

キリスト教を更に知る 井上洋治の世界:『日本とイエスの顔』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月13日(火)~ 2月 3日(火)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
9,500円
定員
30
その他
ビジター価格 10,900円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
遠藤周作の作品を4年かけて読み、昨夏の『深い河』で遠藤文学の主要作品を一応終えました。そこで遠藤周作と同じように「日本人にとってキリスト教とは何か」を追求した遠藤の心友、井上洋治神父の作品を読み、更に深く日本とキリスト教の問題を追求します。

【講義概要】
井上洋治神父は戦後初のフランス留学生として渡仏する船に乗った時、全く奇遇だがその船室で遠藤周作と初めて対面する。遠藤はリヨン大学で、井上は最も厳しいカルメル会修道院に入り、リヨンやリールの大学で哲学や神学を学んだ。二人はその後生涯の心の友となり、はからずも同じように「日本人にとってキリスト教とは何か」という日本人キリスト者にとって根源的な問題を追求する。遠藤は文学の視点から、井上は神学の視点から問うことになる。その後、井上は自分の人生主題を実現するために「風の家」を始める。従って、遠藤文学の次に井上神父の作品を学ぶのは、このテーマを深化させるためには不可欠である。適宜、絵画、聖地写真を参照します。著書は他に『余白の旅』 『わが師イエスの生涯』 『イエスへの旅』(共に日本キリスト教団出版局)、『キリストを運んだ男』(講談社)、『南無の心に生きる』 『法然―イエスの面影をしのばせる人』(共に筑摩書房)、『アッバ讃美』『 風の薫り』(共に聖母の騎士社)などがある。

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本とイエスの顔』(北洋社講談社日本キリスト教団出版局)は、入手が難しいので毎回重要頁などをプリントにして配付します。
参考図書
『聖書』(お手持ちのもので可)

講師陣

名前 中村 匡克
肩書き 英文学者、工学院大学元教授
プロフィール 1937年、長崎県生まれ。早稲田大学文学研究科英文学専攻修士課程修了。専攻は英文学、比較文学、聖書学。著書は『初めに神が創られたものとはー俳句で読む聖書物語』(日本基督教団出版局)、アブラハム・へシェル著『人間とは誰か』(同出版局、翻訳)、『ワード・パル英和辞典』(小学館、編集主幹)、『英語教育のための文学案内辞典』(彩流社)ほか。
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