講座詳細情報
申し込み締切日:2014-12-31 / 世界史:芸術・文化 / 学内講座コード:140414
イタリア・ルネサンス美術 15世紀後半のフィレンツェとヴェネツィア
- 開催日
- 1月 7日(水)~ 1月28日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 55
- その他
- ビジター価格 16,100円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
15世紀初頭にフィレンツェで起った美術革新(後にルネサンスと呼ばれる)が、その後フィレンツェでどのような展開を見せたのか、またこの革新的様式が北イタリア、特にヴェネツィアの画家たちにどのような影響を与えたのかを詳細に検討し、15世紀半ばから後半にかけてのイタリア美術状況を把握することを目的とします。やがてこの土壌からレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロらが育ちます。
【講義概要】
まず、マサッチォが提示した革新的絵画がその後のフィレンツェでどのように受け継がれていったかを見ます。またドナテッロがメディチ家のために制作した革新的な彫刻作品≪ダヴィデ≫の政治的な意味を解説し、メディチ家がルネサンス期のフィレンツェでどのような役割を果たしたかを考察します。その一方で、ドナテッロが北イタリアに伝えたルネサンス様式を、ヴェネツィア派の画家が理解し、さらに展開、発展させていった経過を確認します。そして、北イタリアにおけるアルプス以北の美術に対する関心にも目を向け、フランドルやドイツの画家との影響関係を解説します。
15世紀初頭にフィレンツェで起った美術革新(後にルネサンスと呼ばれる)が、その後フィレンツェでどのような展開を見せたのか、またこの革新的様式が北イタリア、特にヴェネツィアの画家たちにどのような影響を与えたのかを詳細に検討し、15世紀半ばから後半にかけてのイタリア美術状況を把握することを目的とします。やがてこの土壌からレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロらが育ちます。
【講義概要】
まず、マサッチォが提示した革新的絵画がその後のフィレンツェでどのように受け継がれていったかを見ます。またドナテッロがメディチ家のために制作した革新的な彫刻作品≪ダヴィデ≫の政治的な意味を解説し、メディチ家がルネサンス期のフィレンツェでどのような役割を果たしたかを考察します。その一方で、ドナテッロが北イタリアに伝えたルネサンス様式を、ヴェネツィア派の画家が理解し、さらに展開、発展させていった経過を確認します。そして、北イタリアにおけるアルプス以北の美術に対する関心にも目を向け、フランドルやドイツの画家との影響関係を解説します。
講師陣
名前 | 高橋 朋子 |
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肩書き | 学習院大学、学習院女子大学講師 |
プロフィール | 1952年京都市生まれ。早稲田大学文学研究科、芸術学西洋美術史専攻。専門分野はルネサンス期のヴェネツィア派の絵画。早稲田大学、埼玉大学等の講師を経て、現在学習院大学等で講師をしている。主要訳書に、ピーター・ハンフリー著『ルネサンス・ヴェネツィア絵画』(白水社)がある。 |