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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-12-31 / 日本史 / 学内講座コード:140205

井伊直弼と幕末政治の実相 『公用方秘録』をよむ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月 7日(水)~ 1月28日(水)
講座回数
4回
時間
13:30~15:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,000円
定員
30
その他
ビジター価格 16,100円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
世間一般で描かれるような井伊直弼と幕末政治がなぜ虚像なのかを理解すること。同時に、井伊直弼のイメージ修正を決して許さなかった近代日本の社会的背景を理解すること。

【講義概要】
大老井伊直弼は、安政条約の無勅許調印・安政大獄の責任者として、悪のイメージで語られてきました。同時に、その実像が大きく異なると指摘されて既に長い年月が経ちます。しかし、世間一般の井伊に対するイメージは基本的に変わりません。井伊の家臣・長野主膳の『公用方秘録』を読みながら、尊王論者直弼の実像と当時の政局を再確認します。同時に、彦根藩・井伊家が、悪人直弼の虚像を甘受しなければならなかった事情を考えます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/ 1/ 7(水) 安政年間の政治状況と井伊直弼
第2回 2015/ 1/14(水) 大老井伊直弼と幕府・朝廷
第3回 2015/ 1/21(水) 『公用方秘録』にみる政治状況
第4回 2015/ 1/28(水) なぜ『公用方秘録』は改竄されたのか

備考

【ご受講に際して】
◆史料を読むので忍耐力が必要です。また、幕末史の固定的なイメージにとらわれない方の受講を希望します。

講師陣

名前 鵜飼 政志
肩書き 学習院大学・明星大学講師
プロフィール 1966年生。博士(史学)。明治維新期の国際交流史が専門。早稲田大学大学院/学習院大学大学院修了。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)がある。
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