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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-22 / その他教養:芸術・文化:その他趣味 / 学内講座コード:231124

歌舞伎・落語のことば学 人情噺の世界

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月29日(月)~12月 8日(月)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
19,000円
定員
30
その他
ビジター価格 21,800円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
落語には、落とし噺(滑稽噺)と人情噺とがあります。笑いの多い落とし噺に対して、人情噺は、ふとしたことから事件に巻き込まれる人物の心理の機微を写実的に描くことを特徴とします。また、それは講談や歌舞伎の世話物とも素材を共有します。
この講座では、落語としての人情噺の表現上の特徴を、講談や歌舞伎との比較から探ることを目的とします。

【講義概要】
人情噺の多くは江戸時代に成立していますが、講談や歌舞伎が元になって出来たものもあれば、反対に人情噺が舞台化されたものもあります。あるいは、明治時代になってから、そのような影響関係が落ち着いたものもあります。
この講座では、現在でもよく高座にかけられる幾つかの人情噺を選び、それを講談や世話物歌舞伎と比較しつつ話芸としてのどのような語り口にそれが見られるかを分析します。また、同じ噺を別の演者が語ると、どのように変わるのかという検証を含めて、多くのDVD・CDを使用します。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 9/29(月) お富与三郎(上)
第2回 2014/10/ 6(月) お富与三郎(下)
第3回 2014/10/20(月) 柳田格之進
第4回 2014/10/27(月) 髪結新三(上)
第5回 2014/11/10(月) 髪結新三(下)
第6回 2014/11/17(月) 井戸の茶碗
第7回 2014/12/ 1(月) 文七元結(上)
第8回 2014/12/ 8(月) 文七元結(下)

備考

【ご受講に際して】
取り上げる予定の人情噺は、資料の入手状況により変更する場合があります。

講師陣

名前 野村 雅昭
肩書き 早稲田大学名誉教授、国立国語研究所名誉所員
プロフィール 東京教育大学文学部卒。国立国語研究所研究部長などを経て、早稲田大学教授、同名誉教授。NHK放送用語委員。専門は日本語学。編著に『新選国語辞典』(小学館)、『漢字の未来 新版』(三元社)、『落語の言語学』(講談社学術文庫)、『落語のレトリック』、『落語の話術』(共に平凡社)など。
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