大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
ロック不毛の地と長らく言われていた日本の音楽シーンに、当たり前の様にロックの根が生えるまでの４０年間を、時代論と世代論と音楽論で表していきます。日本のロックの歴史を体系立てて感じられる様になりましょう。

【講義概要】
はっぴーえんどが生み出した70年代のロック、RCサクセションやYMOが生み出した80年以降のニューウェイヴ、ホコ天イカ天やインディーズなどが生み出した90年以降のバンドブームと洋楽との同時代性、ロックが当たり前になり、ポップスやクラブミュージックやアイドルなどとシンクロを果たしている今のロック。その一方で、佐野元春、尾崎豊、BUMP OF CHICKENと、孤独のメッセージを発し続けるセンチメンタルなロックの軌跡。それらを振り返りながら、これからのロックの展望を見詰めます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 9/28(日) はっぴーえんど、サディスティックミカバンド、70年代以降の日本のロック
第2回 2014/10/ 5(日) RCサクセション、YMO、佐野元春、尾崎豊、80年代前後の日本のロック
第3回 2014/10/12(日) ユニコーン、フリッパーズギター、ミッシェルガンエレファント、くるり、椎名林檎、ハイスタンダード、90年代の日本のロック
第4回 2014/10/19(日) BUMP OF CHICKEN、アジアンカンフージェネレーション、RADWIMPS、マキシマムザホルモン、2000年以降の日本のロック

名前	鹿野 淳
肩書き	ロックジャーナリスト
プロフィール	1964年東京生まれ。明治大学政経学部卒業後、扶桑社、ロッキング・オンにて務め、2004年より自ら出版社FACTを立ち上げる。今まで「BUZZ」「ロッキング・オン・ジャパン」「STAR SOCCER」「MUSICA」等、数々の雑誌の編集長を務め、さらに数々の大型音楽フェスティヴァルを立ち上げ、プロデュースしている。