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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-25 / 芸術・文化:世界史:その他教養 / 学内講座コード:130304

古代ギリシアの歴史 言語芸術と視覚芸術の視点から

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 2日(木)~12月 4日(木)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
30
その他
ビジター価格 26,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
古代ギリシアの歴史を文学作品と視覚芸術を踏まえた視点から考察し、「古代ギリシア」のイメージがいかに形成されてきたかを考えます。神話、哲学、建築にフォーカスされることの多い「古代ギリシア」像に、複数の視点を提案し、古代ギリシア世界の多様性と普遍性を理解できることを目指します。

【講義概要】
ヨーロッパの基層を形成するヘレニズムとヘブライズムのうち前者は、古代ギリシア人の歴史の中で紡がれ、ローマ帝国と言う地中海全体に広がる大きな器の中で普遍的なものとなり、後世に大きな影響を与えました。
本講義では「ヘレニズム」形成の歴史的背景を考察しますが、その際、人物、文学作品、視覚芸術を3つの柱とし、これを有機的に関連させながら、「古代ギリシアの歴史」を考えて行きます。
私たちが「古代ギリシア」と言う時に、真っ先に思い出すのは、多くの場合、アテネのアクロポリスに残るパルテノン神殿だと思いますが、現存する建造物からは多くの背景が読み取れます。
宗教(女神アテナ)、神話(都市起源譚)、戦争(ペルシア戦争)、政治(ペリクレス)、経済(デロス同盟と地中海交易)、建築、彫刻、絵画、文学、思想との関連が思い起こされますが、アテネのパルテノンのみならず、多くの古代ギリシアの遺産は、多様な背景と後世への多大な影響と言う歴史性の中に位置づけることができます。本講義は、その点を文学研究者の視点から整理し、ヘレニズムを理解する契機を提供したいと考えます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/10/ 2(木) 古代ギリシア史と文献資料
第2回 2014/10/ 9(木) 叙事詩人ホメロスとギリシア神話
第3回 2014/10/16(木) 賢人ソロン、独裁者ペイシストラトス、改革者クレイステネス
第4回 2014/10/23(木) 歴史家ヘロドトスとペルシア戦争
第5回 2014/10/30(木) 政治家ペリクレスと悲劇作家ソポクレス
第6回 2014/11/ 6(木) 哲学者ソクラテスとその学統
第7回 2014/11/13(木) 征服者アレクサンドロスとヘレニズム
第8回 2014/11/20(木) ローマ帝国とキリスト教
第9回 2014/11/27(木) ギリシアの芸術と歴史
第10回 2014/12/ 4(木) 南イタリアのギリシア人世界

講師陣

名前 宮城 徳也
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1958年岩手県生まれ。京都大学博士後期課程研究指導修了による退学。博士(文学)京都大学。専門分野は西洋古典学。主な著書としてギリシャ・ローマ文学必携、早稲田大学文学部/トランスアート、2006などがある。
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