講座詳細情報
申し込み締切日:2014-09-23 / 文学 / 学内講座コード:130103
『太平記』の魅力 巻八・九を読む
- 開催日
- 9月30日(火)~12月 2日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,400円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
南北朝の動乱を活写する軍記物語『太平記』を読みます。この作品は、十四世紀の日本の動乱をいきいきと描いた作品として高く評価されています。この講座では、同時代の作品や歴史資料等を参照することによって、当時の時代状況にも目を配りながら、『太平記』の文学的特徴を考えたいと思います。
【講義概要】
今期は『太平記』巻八(テキスト第一巻所収)および巻九(同第二巻所収。巻十五まで所収)を読みます。巻八では、後醍醐天皇に属した武将赤松氏が、京都の六波羅探題を攻撃する様子が語られています。そして、巻九では、とうとう足利尊氏が登場し、六波羅探題を攻め落とします。『太平記』はこれらのことについてどのように語っているのでしょうか。
『梅松論』や『増鏡』といった同時代作品、あるいは同時代の歴史資料をも見渡しながら、文学作品としての『太平記』の魅力について考えたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 9/30(火) 赤松勢、京都に攻め入る(巻八)
第2回 2014/10/ 7(火) 三月十二日の合戦の様子(巻八)
第3回 2014/10/14(火) 山崎合戦の様(巻八)
第4回 2014/10/21(火) 四月三日の合戦(巻八)
第5回 2014/10/28(火) 後醍醐軍の敗退(巻八)
第6回 2014/11/ 4(火) 足利尊氏の決意(巻九)
第7回 2014/11/11(火) 尊氏の挙兵(巻九)
第8回 2014/11/18(火) 『梅松論』の比較
第9回 2014/11/25(火) 六波羅探題、陥落す(巻九)
第10回 2014/12/ 2(火) 六波羅探題の人々の最期(巻九)
南北朝の動乱を活写する軍記物語『太平記』を読みます。この作品は、十四世紀の日本の動乱をいきいきと描いた作品として高く評価されています。この講座では、同時代の作品や歴史資料等を参照することによって、当時の時代状況にも目を配りながら、『太平記』の文学的特徴を考えたいと思います。
【講義概要】
今期は『太平記』巻八(テキスト第一巻所収)および巻九(同第二巻所収。巻十五まで所収)を読みます。巻八では、後醍醐天皇に属した武将赤松氏が、京都の六波羅探題を攻撃する様子が語られています。そして、巻九では、とうとう足利尊氏が登場し、六波羅探題を攻め落とします。『太平記』はこれらのことについてどのように語っているのでしょうか。
『梅松論』や『増鏡』といった同時代作品、あるいは同時代の歴史資料をも見渡しながら、文学作品としての『太平記』の魅力について考えたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 9/30(火) 赤松勢、京都に攻め入る(巻八)
第2回 2014/10/ 7(火) 三月十二日の合戦の様子(巻八)
第3回 2014/10/14(火) 山崎合戦の様(巻八)
第4回 2014/10/21(火) 四月三日の合戦(巻八)
第5回 2014/10/28(火) 後醍醐軍の敗退(巻八)
第6回 2014/11/ 4(火) 足利尊氏の決意(巻九)
第7回 2014/11/11(火) 尊氏の挙兵(巻九)
第8回 2014/11/18(火) 『梅松論』の比較
第9回 2014/11/25(火) 六波羅探題、陥落す(巻九)
第10回 2014/12/ 2(火) 六波羅探題の人々の最期(巻九)
備考
【テキスト・参考図書】
テキスト
『新潮日本古典集成 太平記(一)』(新潮社)(3,740円)
『新潮日本古典集成 太平記(二)』(新潮社)(4,410円)
テキスト
『新潮日本古典集成 太平記(一)』(新潮社)(3,740円)
『新潮日本古典集成 太平記(二)』(新潮社)(4,410円)
講師陣
名前 | 和田 琢磨 |
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肩書き | 東洋大学准教授 |
プロフィール | 1976年神奈川県生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門は太平記を中心とした日本中世文学。著書に『校訂 京大本 太平記』(共著、勉誠出版)がある。 |