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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-02 / その他教養 / 学内講座コード:320705

食の戦争 アメリカは何を意図しているか?

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 9日(水)~ 7月30日(水)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
9,200円
定員
30
その他
ビジター価格 10,500円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・米国穀物・バイオメジャーとアメリカの国家戦略を理解する。
・TPP (環太平洋戦略的経済連携協定)の問題点を理解する。
・日本が伝統的に大切にしてきた助け合い、支え合う安全
・安心な社会の崩壊を食い止めるにはどうするかを考える。

【講義概要】
米国の穀物メジャー、種子・農薬を握るバイオメジャー、食品加工業、肥料・飼料産業、輸出農家などが、米国政府による例外なき関税撤廃政策によって、各国の食料生産力を削ぎ、規制緩和によって食品の安全基準などを緩め、食の安全を質と量の両面から崩して「食の戦争」に勝利することを目指している。食という視点からみたときに、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、各国の国民の命と健康を犠牲にしても米国の企業利益の追求を進める手段として意味づけることができる。またそれは、世界の食を米国がコントロールできる体制の構築と、「最も安い武器」である食料を握ることで、世界の覇権を維持しようとする企てとしても位置づけられる。こうした「自由貿易」や「規制緩和」に潜む仕組みと本質を解説する。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) 戦略物資としての食料
第2回 2014/ 7/16(水) 食の安全をめぐる数々の懸念 ― BSE、遺伝子組み換え食品、牛成長ホルモン、硝酸態窒素など
第3回 2014/ 7/23(水) TPPと食、米国の攻撃的食戦略
第4回 2014/ 7/30(水) 自分たちの食と地域をどう守っていくか

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『食の戦争 - 米国の罠に落ちる日本』(文春新書)(710円)(ISBN:978-4166609277)

講師陣

名前 鈴木 宣弘
肩書き 東京大学大学院教授
プロフィール 東京大学農学部卒業。農林水産省、九州大学大学院教授、コーネル大学客員教授を経て現職。専門は農業経済学。農業政策への提言のほか多くのFTA交渉にも携わる。『食料を読む』(共著、日経文庫、2010年)、『食の戦争』(文春新書、2013年)、『TPPで暮らしはどうなる?』(共著、岩波書店、2013年)等、著書多数。
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