大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
今日のグローバル化社会のなかで、文化の多様性を理解することはたいへん重要なことです。地球上にさまざまな音楽文化と音楽のあり方があることを、アフリカ音楽を例に理解していただくことを目指します。

【講義概要】
現在のポピュラー音楽には、さまざまな形でアフリカ音楽の影響が見られると言われています。では、アフリカ音楽のどのような要素がポップスに影響を与えたのでしょうか。そもそも、アフリカ音楽とはどのようなものなのでしょうか。それを、本講義では、知識よりもむしろ耳と体でわかっていただけるようにお話しします。「複雑」に聞こえるアフリカのリズムが実際にはどのようになっているのか、などを体験を通して学びます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 8/19(火) アフリカ・リズムの「奥義」を解き明かす
第2回 2014/ 9/ 2(火) アフリカ人はいかにハーモニーがうまいか
第3回 2014/ 9/ 9(火) アフリカ音楽とポピュラー音楽

【ご受講に際して】
◆本講座では読譜能力は必要ありません。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『アフリカの音の世界―音楽学者のおもしろフィールドワーク』（新書館）（1，900円）（ISBN:4403230768）

名前	塚田 健一
肩書き	広島市立大学教授
プロフィール	1950年東京生まれ。東京芸術大学で音楽を、米国・英国の大学で文化人類学を修める。博士。専門分野は音楽人類学。アフリカ音楽研究の第一人者。主著に『アフリカ音楽学の挑戦』(世界思想社)などがあるほか、BSフジの番組「旅する音楽」の監修を担当、またEテレ「坂本龍一 音楽の学校」にもゲスト講師として出演。