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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-05 / 芸術・文化:絵画 / 学内講座コード:320403

手塚治虫の世界 手塚治虫とマンガ論研究

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月12日(土)~ 9月13日(土)
講座回数
7回
時間
13:00~14:30
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
16,100円
定員
30
その他
ビジター価格 18,500円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
手塚治虫をめぐる研究の課題をめぐって、マンガ論研究の領域で何が問題になっているのかを、いくつかの視角から連続講義で探求し、総合討議で議論共有してゆく。

【講義概要】
手塚治虫の評価は、「戦後マンガの創造神」という神話を生み、戦後マンガそのものの評価軸と重なってきた。マンガ論言説に刻まれたこの「神話」は、2000年代になって、若手研究者たちによって相対化されてきた。それによって日本のマンガ概念そのものが問われ、語られ方そのものが批判的に再構築されようとしている。その結果、視野は戦前、さらに日本近代史へ、また海外との関係へと広がりつつある。現在、新進気鋭の研究者たち、岩下朋世、野田謙介、三輪健太朗を迎えて、「少女マンガ」「海外」「映画」という視角から、それぞれ課題を語ってもらう。最初の回は夏目房之介が総合的な観点を示唆し、最後に全員で討議をして、課題の深化を目指す。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/12(土) 手塚治虫をめぐる現在の課題
第2回 2014/ 7/19(土) 手塚治虫と少女マンガ(1) 手塚少女マンガはなぜ語られてこなかったか
第3回 2014/ 8/ 9(土) 手塚治虫と少女マンガ(2) 手塚少女マンガをどう読むか
第4回 2014/ 8/23(土) 手塚治虫と海外マンガ(戦前編) 海外マンガの影響と日本マンガ
第5回 2014/ 8/30(土) 手塚治虫と海外マンガ(戦後編) 排除される海外マンガ
第6回 2014/ 9/ 6(土) 手塚治虫と映画
第7回 2014/ 9/13(土) 総合討議(夏目、岩下、野田、三輪)

講師陣

名前 夏目 房之介
肩書き 学習院大学教授
プロフィール 1950年東京生まれ。青山学院大学文学部卒業後、出版社編集。独立後、ライター、漫画家を経て、1990年代よりマンガ評論を手掛け、2002年より花園大学客員教授、2008年より学習院大学教授。
名前 野田 謙介
肩書き マンガ研究者・翻訳者
プロフィール 1977年大阪府生まれ。訳書に、ティエリ・グルンステン『マンガのシステム--コマはなぜ物語になるのか』(青土社、2009年)、エマニュエル・ギベール『アランの戦争--アラン・イングラム・コープの回想録』(国書刊行会、2011年)など。
名前 岩下 朋世
肩書き 相模女子大学講師
プロフィール 1978年鹿児島生まれ。相模女子大学学芸学部メディア情報学科専任講師。専門はマンガ研究、メディア論。2008年 東北大学大学院情報科学研究科博士課程単位修了。著書に『少女マンガの表現機構―ひらかれたマンガ表現史と「手塚治虫」』(NTT出版、2013年)
名前 三輪 健太朗
肩書き 東京工芸大学講師
プロフィール 1986年生まれ、長野県出身。東京大学文学部哲学専修課程卒業。学習院大学大学院身体表象文化学専攻博士前期課程修了。現在、同博士後期課程在籍。日本学術振興会特別研究員DC(2012-13年度)。東京工芸大学非常勤講師(2013年度-)。著書に、『マンガと映画 コマと時間の理論』(NTT出版)がある。
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