講座詳細情報
申し込み締切日:2014-07-02 / 世界史 / 学内講座コード:320308
近代ドイツと東アジアとの邂逅1
- 開催日
- 7月 9日(水)~ 7月30日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,200円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,500円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
ドイツを中心とした欧米と日本を含む東アジアとの交流史を手がかりに、一体化する世界の歴史についての理解を深めることを目標とします。
【講義概要】
近年、世界中の様々な地域との交流に光を当てた歴史研究が盛んになっています。そこで、本講座では、東アジアとの交流の経験が欧米の歴史に及ぼした影響について、ドイツの例を中心に考えていくことにします。具体的には、まずどのような人々が東アジアとの交流の担い手になったのか、東西交渉を促した時代背景について学びます。次に、様々な事情で東アジアを訪問することになった人々の経験を取り上げます。最後に、それらの経験が本国でどのように消化されていったのか、フランス革命前の18世紀末までの時代を対象にして、考察を進めることにします。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) 東西交流の歴史的背景
第2回 2014/ 7/16(水) 東西交流の先駆者たち(イエズス会士、ケンペル)
第3回 2014/ 7/23(水) 海外旅行記ブームとシノワズリー(=「中国趣味」)
第4回 2014/ 7/30(水) 17・18世紀プロイセンによる東アジア貿易開拓構想の行方
ドイツを中心とした欧米と日本を含む東アジアとの交流史を手がかりに、一体化する世界の歴史についての理解を深めることを目標とします。
【講義概要】
近年、世界中の様々な地域との交流に光を当てた歴史研究が盛んになっています。そこで、本講座では、東アジアとの交流の経験が欧米の歴史に及ぼした影響について、ドイツの例を中心に考えていくことにします。具体的には、まずどのような人々が東アジアとの交流の担い手になったのか、東西交渉を促した時代背景について学びます。次に、様々な事情で東アジアを訪問することになった人々の経験を取り上げます。最後に、それらの経験が本国でどのように消化されていったのか、フランス革命前の18世紀末までの時代を対象にして、考察を進めることにします。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) 東西交流の歴史的背景
第2回 2014/ 7/16(水) 東西交流の先駆者たち(イエズス会士、ケンペル)
第3回 2014/ 7/23(水) 海外旅行記ブームとシノワズリー(=「中国趣味」)
第4回 2014/ 7/30(水) 17・18世紀プロイセンによる東アジア貿易開拓構想の行方
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『イエズス会と中国知識人』(山川出版社)(729円)(ISBN:978-4634349476)
『ケンペルとシーボルト ― 「鎖国」日本を語った異国人たち』(山川出版社)(800円)(ISBN:978-4634548626)
参考図書
『イエズス会と中国知識人』(山川出版社)(729円)(ISBN:978-4634349476)
『ケンペルとシーボルト ― 「鎖国」日本を語った異国人たち』(山川出版社)(800円)(ISBN:978-4634548626)
講師陣
名前 | 鈴木 楠緒子 |
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肩書き | 慶應義塾大学訪問研究員、立教大学講師 |
プロフィール | 東京大学大学院人文社会系研究科博士前期課程、名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。著書・論文『ドイツ帝国の成立と東アジア―遅れてきたプロイセンによる「開国」』(ミネルヴァ書房)、「ドイツ帝国創建と在華ドイツ人管理・管轄問題―朝鮮南延君陵墓盗掘事件への対応を中心に―」(『史学雑誌』119編12号) |