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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-02 / 宗教・哲学:その他教養:絵画 / 学内講座コード:120508

マンダラのすべて 密教マンダラ+世界のマンダラ+マンダラ塗り絵

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 9日(水)~ 9月10日(水)
講座回数
8回
時間
14:00~16:00
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
28,000円
定員
30
その他
ビジター価格 32,200円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
もともとマンダラは、仏教のなかでもっとも神秘的な部門をになう密教が生み出した聖なる図形です。密教僧はマンダラを使って、悟りの境地をめざしてきたのです。また、マンダラによく似た図形は、密教以外の宗教や伝統文化にも見出せます。本講座では、マンダラを可能な限りひろくとらえて、この神秘的な図形が人間の心身にもたらす深遠な領域をさぐっていきます。

【講義概要】
まず「マンダラとは何か」を学びます。マンダラは密教が悟りをめざすために開発した霊的な装置という歴史的な事実をおさえたうえで、インド・日本・チベットのマンダラを体系的に学び、「マンダラとは何か」という問いに答えます。つぎに世界中にあまねく存在する「マンダラ的図形」をとりあげます。ヒンドゥー教・ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・ケルト文化・ネイティブアメリカンなどです。こうして、マンダラがすこぶる普遍的なひろがりをもつ事実を確認し、では「なぜ普遍的なのか」を考えます。精神医学者ユングのマンダラ論、南方熊楠のマンダラ論などがその対象です。そして最後は実際にマンダラに色を塗ることで、「マンダラ瞑想」の一端にふれます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 9(水) マンダラとは何か
第2回 2014/ 7/16(水) マンダラ誕生:インド密教の冒険
第3回 2014/ 7/23(水) 空海のマンダラ:両部不二という真理
第4回 2014/ 7/30(水) チベットのマンダラ:多種多様複雑怪奇な世界
第5回 2014/ 8/20(水) 世界のマンダラ(1):ヒンドゥー教+ユダヤ教+キリスト教+イスラム教
第6回 2014/ 8/27(水) 世界のマンダラ(2):ケルト文化+ネイティブアメリカン+etc
第7回 2014/ 9/ 3(水) マンダラと現代:ユンクのマンダラ論を考える
第8回 2014/ 9/10(水) マンダラ瞑想の領域

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『世界のマンダラ塗り絵 100』(春秋社)(2,300円)(ISBN:978-4393713693)

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 慶応義塾大学講師
プロフィール 1953年神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程満期退学。専門分野は宗教学。日本とチベットの密教を中心に、修行における心身変容やその視覚表現を研究。著書に『空海と密教美術』(角川学芸出版)、『現代の修験道』(中央公論新社)をはじめ、多数がある。
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