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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-06-30 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:120502

ニーチェ『反時代的考察』を読み解く

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 7日(月)~ 8月25日(月)
講座回数
5回
時間
10:40~12:10
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
11,500円
定員
50
その他
ビジター価格 13,200円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
ニーチェほど、好き嫌いの分かれる哲学者はいないかもしれません。彼の刺激的な言葉に陶酔する人、逆にそれを嫌悪する人。しかし、賛同するにせよ、批判するにせよ、ニーチェの言いたいことを正確に読み取ることがその大前提となります。本講座は、実際の文章に当たってみなければ分からないことを初学者の方々にも「わかった」と思っていただき、ニーチェ哲学の是非を問うスタートラインに立つことを目標に据えます。

【講義概要】
本年度は、ニーチェ初期の著作『反時代的考察』に収められている4つの論文の中から「生に対する歴史の利害について」を取り上げ、主要な箇所を精読します。ニーチェが時代とどう向き合っていたのか、歴史という題材を通じてわれわれに何を訴えかけようとしたのかを、可能なかぎり平易な言葉で一つ一つ丁寧に解説していきます。ニーチェに興味はあっても一人ではなかなか読み進められない方、逆に、これまでニーチェと距離を置いてきた方、あるいは、名前しか知らないという方も、これを機に、ニーチェの文章に一緒に挑戦してみませんか? 哲学書解読の喜びを、ぜひとも体感してください。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/ 7(月) ニーチェの哲学史的な位置づけ
第2回 2014/ 7/14(月) 生に対する歴史の害について
第3回 2014/ 7/28(月) 生への利となる三つの歴史観(1)・(2)
第4回 2014/ 8/18(月) 生への利となる三つの歴史観(3)
第5回 2014/ 8/25(月) 他の哲学者との関係(とりわけヘーゲルとの)

講師陣

名前 高橋 章仁
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(哲学・早稲田大学)。専門分野は近現代ドイツ哲学。ヤスパースをドイツ観念論との関連から読み解くことに主たる関心がある。訳書に『シェリング』(行人社)がある。
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