講座詳細情報
申し込み締切日:2014-07-03 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:120305
日中関係と日韓関係 ~過去・現在・未来~
- 開催日
- 7月10日(木)~ 9月11日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~15:00
- 講座区分
- 通年
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 28,000円
- 定員
- 70
- その他
- ビジター価格 32,200円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
日中関係と日韓関係は今、ともに大変困難な局面にある。本講座では、日中、日韓関係それぞれの回顧、今両国が乗り越えるべき課題等を講述し、本テーマについての受講者各位のバランスのとれた理解の増進に資したい。
【講義概要】
北東アジアの平和と繁栄を目指す場合、その牽引力となるべきは、日本、中国、そして韓国である。しかし、日本と中、韓それぞれとの関係は「協力、共栄」を目指すどころか、「互打(非難のぶつけ合い)、共傷、共損」の世界にある。本講座においては、いま一度、日中正常化、日韓正常化の原点をふり返ると共に、日中、日韓関係の現状と課題につき請述し、併せ中国、韓国の現状、更には、台湾情勢、北朝鮮情勢についてもお話し、受講者各位の北東アジア全体についての理解の増進にお役に立ちたい。(なお、長らく日本のアジア外交の現場に身を置いた者として、折々のエピソードを交えつつ話を進めたい)
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/10(木)
来年は日韓関係正常化50周年。
この際、50年前の両国関係正常化までの軌跡。両国政府の合意内容ををふり返る。
第2回 2014/ 7/17(木)
今日の韓国情勢(政治、外交、経済)を概説し、
日韓関係の当面の課題(竹島、慰安婦問題など)にどのように対応するかを一緒に考える。
第3回 2014/ 7/24(木)
一昨年は日中関係正常化40周年。
この際、あらためて正常化の原点の原点は何だったのかということを確認する。
第4回 2014/ 7/31(木)
今日の中国情勢(政治、外交、軍隊、経済)を概説し、
日中関係の当面の課題(尖閣、歴史問題)にどのように対応するかを一緒に考える。
第5回 2014/ 8/21(木) 日本と台湾:東アジアにおける台湾の重み。
現在の台湾情勢、中台関係、日台関係について概説する。
第6回 2014/ 8/28(木)
金正恩体制がスタートして2年余り。
著しく透明性を各その国柄。小泉訪朝以来の日韓関係について概説する。
第7回 2014/ 9/ 4(木)
日本はいわゆる「歴史」問題についてこれまでどのように対応してきたか。
ドイツとの比較などを交えて論講する。
第8回 2014/ 9/11(木)
日本の外交ビジネスへの取り組み、問題点(現地化、コミュニケーション能力など)を現地体験を交えお話し、受講者各位と一緒に考えたい。
日中関係と日韓関係は今、ともに大変困難な局面にある。本講座では、日中、日韓関係それぞれの回顧、今両国が乗り越えるべき課題等を講述し、本テーマについての受講者各位のバランスのとれた理解の増進に資したい。
【講義概要】
北東アジアの平和と繁栄を目指す場合、その牽引力となるべきは、日本、中国、そして韓国である。しかし、日本と中、韓それぞれとの関係は「協力、共栄」を目指すどころか、「互打(非難のぶつけ合い)、共傷、共損」の世界にある。本講座においては、いま一度、日中正常化、日韓正常化の原点をふり返ると共に、日中、日韓関係の現状と課題につき請述し、併せ中国、韓国の現状、更には、台湾情勢、北朝鮮情勢についてもお話し、受講者各位の北東アジア全体についての理解の増進にお役に立ちたい。(なお、長らく日本のアジア外交の現場に身を置いた者として、折々のエピソードを交えつつ話を進めたい)
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/10(木)
来年は日韓関係正常化50周年。
この際、50年前の両国関係正常化までの軌跡。両国政府の合意内容ををふり返る。
第2回 2014/ 7/17(木)
今日の韓国情勢(政治、外交、経済)を概説し、
日韓関係の当面の課題(竹島、慰安婦問題など)にどのように対応するかを一緒に考える。
第3回 2014/ 7/24(木)
一昨年は日中関係正常化40周年。
この際、あらためて正常化の原点の原点は何だったのかということを確認する。
第4回 2014/ 7/31(木)
今日の中国情勢(政治、外交、軍隊、経済)を概説し、
日中関係の当面の課題(尖閣、歴史問題)にどのように対応するかを一緒に考える。
第5回 2014/ 8/21(木) 日本と台湾:東アジアにおける台湾の重み。
現在の台湾情勢、中台関係、日台関係について概説する。
第6回 2014/ 8/28(木)
金正恩体制がスタートして2年余り。
著しく透明性を各その国柄。小泉訪朝以来の日韓関係について概説する。
第7回 2014/ 9/ 4(木)
日本はいわゆる「歴史」問題についてこれまでどのように対応してきたか。
ドイツとの比較などを交えて論講する。
第8回 2014/ 9/11(木)
日本の外交ビジネスへの取り組み、問題点(現地化、コミュニケーション能力など)を現地体験を交えお話し、受講者各位と一緒に考えたい。
講師陣
名前 | 谷野 作太郎 |
---|---|
肩書き | 元駐中国大使、元駐インド大使、(公財)日中友好会館顧問 |
プロフィール | 東京大学(法学部)失業後、外務省入省。中国課長、総理大臣秘書官、アジア局長、内閣外政審議室長、駐インド、中国大使などをへて退官。その後、早稲田大学アジア太平洋研究科客員教授、東芝取締役、(公財)日中友好会館副会長など歴任。専門分野:日本のアジア外交。著書に「アジアの昇龍、躍進韓国」。その他アジア関係論考多数。 |