大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
今学期は春学期に続き、阿刀田高作品「あやかしの声」をより一層完成させることを目的といたします。新規に入られる方々のために初回には復習の時間を設けます。ともに作品を深く読み解きましょう。

【講義概要】
今期時間が許せば「あやかしの声」を仕上げた後、短編小説の一つのジャンルである阿刀田高のショート・ショートをいくつか取り上げてみようと思います。人生のひとこまを鋭い切り口で描いたショート・ショートを読み手はどう正しく捕らえて読みきるか。受講生の方々おひとりおひとりにイメージを鮮明にして立ち上げていただきます。作品は、「夏のシーラカンス」「影酒場」の二点。

【ご受講に際して】
◆毎回十分な復習をお願いします。

名前	阿刀田 慶子
肩書き	朗読家
プロフィール	1937年東京生まれ。学習院大学卒業。外国人のための日本語教育に従事。1990年日本点字図書館朗読奉仕員として活動を開始。加藤道子氏に師事し、夫を講師とする催しで短編小説を全国各地で朗読。以後、鴨下信一氏の演出による「朗読21の会」会員として毎年の公演に参加。日本橋高島屋、読売日本テレビ文化センター荻窪講師。