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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-07-08 / 文学 / 学内講座コード:120105

キリスト教文学の世界「遠藤周作を読む(最終回)」 『深い河』

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月15日(火)~ 7月29日(火)
講座回数
3回
時間
10:30~12:30
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
10,500円
定員
30
その他
ビジター価格 12,000円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
遠藤周作は日本を代表するキリスト教作家で、その生涯のテーマは十二歳の無自覚な受洗が、彼の一生涯を横切り続けた葛藤となる。「日本人にとってキリスト教信仰とは何か」「西洋人と東洋人のキリスト教信仰の違いは?」である。その葛藤の結論が本作品である。ここに日本人キリスト者信仰の実存的苦悩を探る。

【講義概要】
2008年に始まった「キリスト教文学の世界―遠藤周作を読む」の講座は、最初の代表作『白い人、黄色い人』(東西のキリスト教の葛藤を暗示)から始めて順に読み続けてきた。今回は作家の最後の作品『深い河』を読む。第一回では遠藤周作概論を述べ、『深い河』序論に入り、以降、順次作品論を展開する。一神教と多神教、宗教多元主義などについても言及する。聖書も併読する。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 7/15(火) 遠藤周作概論 『深い河』(講談社文庫)
第2回 2014/ 7/22(火) 『深い河』について
第3回 2014/ 7/29(火) 『深い河』について

備考

【ご受講に際して】
◆2008年から、「遠藤周作を読む」の講座を夏学期ごとに連続して開催していて、今夏が最終回となります。毎夏学期ごと、作品を完結しますので、従来の講義との関連性は考慮に入れなくて結構です。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『深い河』(講談社文庫)(590円)(ISBN:4-06-263257-8)
※各自お求めください

講師陣

名前 中村 匡克
肩書き 英文学者、工学院大学元教授
プロフィール 1937年、長崎県生まれ。早稲田大学文学研究科英文学専攻修士課程修了。専攻は英文学、比較文学、聖書学。著書は『初めに神が創られたものとはー俳句で読む聖書物語』(日本基督教団出版局)、アブラハム・へシェル著『人間とは誰か』(同出版局、翻訳)、『ワード・パル英和辞典』(小学館、編集主幹)、『英語教育のための文学案内辞典』(彩流社)ほか。
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