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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-02 / 文学 / 学内講座コード:310110

芥川龍之介文学の世界 文学の多様性

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(水)~ 6月18日(水)
講座回数
全10回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,000円
定員
30
その他
ビジター価格 26,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
文学を読むとは、作家の思想や過去の叡智を知るばかりでなく、現代の自己の生き方にもフィードバックできる出来事です。文学の言葉を愉しみつつ、言葉の向う側に広がる様々な文化的事象にも気付いていくことで、より豊かな享受が可能となります。文学を通して、多角的な視点を獲得します。

【講義概要】
日本を代表する作家、芥川龍之介の文学世界に迫ります。初期の「羅生門」や「鼻」、童話「蜘蛛の糸」や「杜子春」などよく知られた短篇から、文明開化を扱う「舞踏会」や日本文化論として読まれる「神神の微笑」、世界的に有名となった「藪の中」、そして震災後のモダンな都市小説としての「蜃気楼」や「歯車」に至るまで、芥川は実に多様な文学世界を創出しました。本講座では、絵画や映画など他ジャンルを横断しながら、芥川文学に多角的にアプローチします。現代にも色褪せない文学の魅力を、多様性という観点から再確認していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 9(水) 文化の交差点としての芥川文学
第2回 2014/ 4/16(水) 「羅生門」と「藪の中」~日本のフォークロアから世界的映画へ
第3回 2014/ 4/23(水) 汽車小説の登場~「蜜柑」と横須賀線
第4回 2014/ 5/ 7(水) 絵画と文学~ゴッホ・セザンヌ・カンディンスキー
第5回 2014/ 5/14(水) オリエンタリズムとジャポニスム~文明開化の描き方
第6回 2014/ 5/21(水) 南蛮ブームを読み解く~文献・長崎・キリスト教
第7回 2014/ 5/28(水) 芥川童話の世界図~中国、インド、ヨーロッパ
第8回 2014/ 6/ 4(水) 文学の音楽性と映像性~原作・シナリオ・映画
第9回 2014/ 6/11(水) 作家の震災体験~記憶と再生
第10回 2014/ 6/18(水) 芥川文学の多様性~芥川以後の文学継承

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『芥川龍之介 絵画・開化・都市・映画』(翰林書房)(5,600円)(ISBN:4-87737-224-5)

講師陣

名前 安藤 公美
肩書き 青山学院女子短期大学講師、国際芥川龍之介学会会員
プロフィール
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