講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-02 / 文学 / 学内講座コード:310106
江戸俳諧の魅力を知る
- 開催日
- 4月 9日(水)~ 6月18日(水)
- 講座回数
- 全10回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,400円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
江戸期各俳人の人柄や逸話についても紹介し、古典である江戸俳諧の敷居を低くしつつ、芭蕉、蕪村、一茶、其角、嵐雪等の作品に親しみ、これらを深く味わい、楽しむことができるようになります。
【講義概要】
江戸期に庶民の文芸として発展した俳諧は、芭蕉の登場によって和歌や漢詩、書画にも並び立つ芸術性を獲得し、その後何度かの芭蕉復興運動を経て、近代の「俳句」へと受け継がれていきます。本講座ではその流れをおおまかに紹介したあとで、俳諧史の上に登場して新しみを加えてきた俳人たちの作品と人生を紹介していきます。江戸俳諧の三大家とされる芭蕉、蕪村、一茶を中心に、蕉門の其角や嵐雪、凡兆や丈草、中興期の太祇、几董、闌更、化成・天保期の成美などは、当時の流行を踏まえるばかりではなく現代にも通じる魅力を持った俳人です。近代以降の「俳句」とは異なり、あくまで連句の「発句」であったその作品は、読者に一定の文学的素養を要求するものが多いのですが、解釈の手助けとなるように、踏まえられている先行テクストや前提となっている季語の意味などを示しつつ、俳文学者や評論家による過去の解釈から、多様な読みの楽しみを発見します。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 9(水) 室町の俳諧(山宗鑑・荒木田守武)
第2回 2014/ 4/16(水) 貞門・談林と芭蕉直前の俳諧
第3回 2014/ 4/23(水) 松尾芭蕉(その人生と俳句作品・1)
第4回 2014/ 5/ 7(水) 松尾芭蕉(その人生と俳句作品・2)
第5回 2014/ 5/14(水) 松尾芭蕉(代表作『おくのほそ道』を読む)
第6回 2014/ 5/21(水) 蕉門の俳人たち(榎本其角・服部嵐雪)
第7回 2014/ 5/28(水) 蕉門の俳人たち(野沢凡兆・向井去来・森川許六)
第8回 2014/ 6/ 4(水) 中興期の俳諧(与謝蕪村を中心に)
第9回 2014/ 6/11(水) 化政・天保期の俳諧(小林一茶・夏目成美)
第10回 2014/ 6/18(水) 近代俳句の夜明け前(月並みと呼ばれた俳人たち)
江戸期各俳人の人柄や逸話についても紹介し、古典である江戸俳諧の敷居を低くしつつ、芭蕉、蕪村、一茶、其角、嵐雪等の作品に親しみ、これらを深く味わい、楽しむことができるようになります。
【講義概要】
江戸期に庶民の文芸として発展した俳諧は、芭蕉の登場によって和歌や漢詩、書画にも並び立つ芸術性を獲得し、その後何度かの芭蕉復興運動を経て、近代の「俳句」へと受け継がれていきます。本講座ではその流れをおおまかに紹介したあとで、俳諧史の上に登場して新しみを加えてきた俳人たちの作品と人生を紹介していきます。江戸俳諧の三大家とされる芭蕉、蕪村、一茶を中心に、蕉門の其角や嵐雪、凡兆や丈草、中興期の太祇、几董、闌更、化成・天保期の成美などは、当時の流行を踏まえるばかりではなく現代にも通じる魅力を持った俳人です。近代以降の「俳句」とは異なり、あくまで連句の「発句」であったその作品は、読者に一定の文学的素養を要求するものが多いのですが、解釈の手助けとなるように、踏まえられている先行テクストや前提となっている季語の意味などを示しつつ、俳文学者や評論家による過去の解釈から、多様な読みの楽しみを発見します。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 9(水) 室町の俳諧(山宗鑑・荒木田守武)
第2回 2014/ 4/16(水) 貞門・談林と芭蕉直前の俳諧
第3回 2014/ 4/23(水) 松尾芭蕉(その人生と俳句作品・1)
第4回 2014/ 5/ 7(水) 松尾芭蕉(その人生と俳句作品・2)
第5回 2014/ 5/14(水) 松尾芭蕉(代表作『おくのほそ道』を読む)
第6回 2014/ 5/21(水) 蕉門の俳人たち(榎本其角・服部嵐雪)
第7回 2014/ 5/28(水) 蕉門の俳人たち(野沢凡兆・向井去来・森川許六)
第8回 2014/ 6/ 4(水) 中興期の俳諧(与謝蕪村を中心に)
第9回 2014/ 6/11(水) 化政・天保期の俳諧(小林一茶・夏目成美)
第10回 2014/ 6/18(水) 近代俳句の夜明け前(月並みと呼ばれた俳人たち)
講師陣
名前 | 高柳 克弘 |
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肩書き | 俳人 |
プロフィール | - |