講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-04 / 世界史 / 学内講座コード:110317
近現代スコットランドの歴史 第二次世界大戦とスコットランド
- 開催日
- 4月11日(金)~ 6月20日(金)
- 講座回数
- 全10回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 26,400円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
近現代スコットランド史について講義いたします。2011年度以来、スコットランド史を皆さんと学んできましたが (2012年度は講師がオックスフォード大学で在外研究のため実施せず)今年度春学期はヨーロッパが第二次世界大戦に突入する時代の歴史をイングランドからではなくスコットランドから見ていきます。なお2014年夏にスコットランドは歴史的な瞬間-独立をめぐる国民投票-を迎えます。授業の後半の一部を使ってこの問題にも触れましょう。これまで同様、6年に及ぶ私のイギリスでの研究生活についてもおいおい触れます。
【講義概要】
2014年度もエクステンションセンターでみなさんとスコットランド史を学ぶことになりました。日本人にとってスコットランドは「蛍の光」 (原曲スコットランド民謡Auld Lang Syne 「古き遠き昔」の意)から始まって、ゴルフ、カーリング、キルト、コナン・ドイル、ショーン・コネリー、トニー・ブレア元首相、経済学の父アダム・スミス、そしてスコッチ・ウィスキーなどなどわれわれにも親しみのある人、モノが数多くあります。しかしスコットランドの歴史は楽しいお話よりも悲哀に満ちたことがはるかに多いのです。今年度春学期はスコットランドから見た第二次世界大戦を主に扱います。そして後半には、2014年夏に実施予定のスコットランド独立の是非を問う国民投票についても触れます。果たして「連合王国」は分裂してしまうのでしょうか? 歴史的投票となるこの問題もぜひ講義で取り上げましょう。なお秋学期は引き続きスコットランド史を取り上げますが、なかでも幕末・明治以降に日本で活躍したスコットランド人についても掘り下げて考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/11(金) はじめに。イギリスにとっての第二次世界大戦
第2回 2014/ 4/18(金) 「英国王のスピーチ」―ジョージ6世とイギリス(1)
第3回 2014/ 4/25(金) 「英国王のスピーチ」―ジョージ6世とイギリス(2)
第4回 2014/ 5/ 9(金) 大不況後、苦悩するスコットランド社会
第5回 2014/ 5/16(金) 大戦勃発とスコットランド
第6回 2014/ 5/23(金) 英国軍の中の「スコットランド軍」
第7回 2014/ 5/30(金) 戦勝と戦禍、戦時体制下のスコットランド
第8回 2014/ 6/ 6(金) 結論 第二次世界大戦とスコットランドランド社会
第9回 2014/ 6/13(金) 9月のスコットランド独立をめぐる国民投票を前に(1)
第10回 2014/ 6/20(金) 9月のスコットランド独立をめぐる国民投票を前に(2)
近現代スコットランド史について講義いたします。2011年度以来、スコットランド史を皆さんと学んできましたが (2012年度は講師がオックスフォード大学で在外研究のため実施せず)今年度春学期はヨーロッパが第二次世界大戦に突入する時代の歴史をイングランドからではなくスコットランドから見ていきます。なお2014年夏にスコットランドは歴史的な瞬間-独立をめぐる国民投票-を迎えます。授業の後半の一部を使ってこの問題にも触れましょう。これまで同様、6年に及ぶ私のイギリスでの研究生活についてもおいおい触れます。
【講義概要】
2014年度もエクステンションセンターでみなさんとスコットランド史を学ぶことになりました。日本人にとってスコットランドは「蛍の光」 (原曲スコットランド民謡Auld Lang Syne 「古き遠き昔」の意)から始まって、ゴルフ、カーリング、キルト、コナン・ドイル、ショーン・コネリー、トニー・ブレア元首相、経済学の父アダム・スミス、そしてスコッチ・ウィスキーなどなどわれわれにも親しみのある人、モノが数多くあります。しかしスコットランドの歴史は楽しいお話よりも悲哀に満ちたことがはるかに多いのです。今年度春学期はスコットランドから見た第二次世界大戦を主に扱います。そして後半には、2014年夏に実施予定のスコットランド独立の是非を問う国民投票についても触れます。果たして「連合王国」は分裂してしまうのでしょうか? 歴史的投票となるこの問題もぜひ講義で取り上げましょう。なお秋学期は引き続きスコットランド史を取り上げますが、なかでも幕末・明治以降に日本で活躍したスコットランド人についても掘り下げて考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/11(金) はじめに。イギリスにとっての第二次世界大戦
第2回 2014/ 4/18(金) 「英国王のスピーチ」―ジョージ6世とイギリス(1)
第3回 2014/ 4/25(金) 「英国王のスピーチ」―ジョージ6世とイギリス(2)
第4回 2014/ 5/ 9(金) 大不況後、苦悩するスコットランド社会
第5回 2014/ 5/16(金) 大戦勃発とスコットランド
第6回 2014/ 5/23(金) 英国軍の中の「スコットランド軍」
第7回 2014/ 5/30(金) 戦勝と戦禍、戦時体制下のスコットランド
第8回 2014/ 6/ 6(金) 結論 第二次世界大戦とスコットランドランド社会
第9回 2014/ 6/13(金) 9月のスコットランド独立をめぐる国民投票を前に(1)
第10回 2014/ 6/20(金) 9月のスコットランド独立をめぐる国民投票を前に(2)
講師陣
名前 | 松園 伸 |
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肩書き | 早稲田大学教授、英国王立歴史学会正会員(FRHistS) |
プロフィール | - |