大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
アフリカで誕生したホモ・サピエンスが日本列島に到達したのはいつ頃だったのか。列島に住んだ旧石器人たちはどんな暮らしをしていたのだろうか?列島に住んだ旧石器人の生活を遺跡や出土資料から明らかにしていきたい。

【講義概要】
人類が最も古くから使ってきた道具が「石器」です。この講義では受講生が実際に旧石器を手にしながら、石器を観察する方法について学びます。剥離という現象を利用してどうやって石器という道具を作っているか、受講者が理解できるように講義します。博物館に展示されている石器の見方が変わることでしょう。石器の基礎を理解した上で、旧石器人の残した遺跡から、その生活、遊動領域、環境への適応といった問題について講義をします。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 7(月) 旧石器時代の環境
第2回 2014/ 4/14(月) 人類の進化
第3回 2014/ 4/21(月) 新人の進化と拡散
第4回 2014/ 4/28(月) 石器を観察する1
第5回 2014/ 5/12(月) 石器を観察する2
第6回 2014/ 5/19(月) 旧石器人の住居と遊動生活
第7回 2014/ 5/26(月) 旧石器人の技術と環境適応
第8回 2014/ 6/ 2(月) 列島の後期旧石器1
第9回 2014/ 6/ 9(月) 列島の後期旧石器2
第10回 2014/ 6/16(月) 列島の後期旧石器3

名前	長崎 潤一
肩書き	早稲田大学教授
プロフィール	－