講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-01 / 芸術・文化 / 学内講座コード:100411
東西美術の十字路 アフガニスタン考古美術の歩み
- 開催日
- 4月 8日(火)~ 6月24日(火)
- 講座回数
- 全20回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 44,000円
- 定員
- 30
- その他
- 受講料は後期分合わせての金額になります。分納の場合:23000円×2回払い
ビジター価格 52,900円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
1922年アフガニスタンとフランスの間に結ばれた文化協定により、フランスはアフガニスタンにおける30年間の独占的な調査・発掘の権利を得ました。フーシェをはじめとする考古学者に率いられたフランス考古学調査団は、この間次々と遺跡を発掘し、地中に眠っていた多くの遺跡や遺宝に光を当てたのでした。この講座は2012年度のアフガニスタン講座の続編でありますが、新たに受講なさる方にも分かりやすく、前回の講座内容を振り返りながら、今回は特に調査団の報告書と画像に注目し、アフガニスタンの考古美術の歩みをゆっくり丁寧に見ていきたいと思います。
【講義概要】
アフガニスタンにおけるフランス考古学調査団 (DAFA)の数十冊に及ぶ調査報告書を一冊ずつ易しく解説しながら、1922年の文化協定翌年から始まるハッダ、バルフの調査、1924年からのバーミヤンの調査、それに続く1934年からのハイル・ハネ、1936年からのべグラム、1937年からのショトラク、フォンドキスタン、1951年からのムンディガク、1952年からのスルフ・コタルなど、調査団が撮影した発掘当時の多くの画像で古代から仏教時代、そしてイスラム時代の遺跡の発掘状況を見ていきます。また、1952年以降に始まった日本をはじめとする各国の調査団の報告書、1979年の旧ソ連のアフガニスタン侵攻で発掘が中断されながらも発行され続けたグレコ・バクトリアの遺跡アイ・ハヌムの報告書、2001年のバーミヤン破壊の後に再開された調査の報告など、新しいアフガニスタン考古学の現状も分かりやすく解説していきたいと思います。なお、今年開催されるシルクロード関係の美術展の見どころを画像とともに随時紹介していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 8(火) アフガニスタン考古学の歩み
第2回 2014/ 4/15(火) アフガニスタンにおけるフランス考古学調査団と報告書(MDAFA)
第3回 2014/ 4/22(火) MDAFA 1 フーシェとバルフ発掘
第4回 2014/ 5/13(火) MDAFA 2、3 アッカンとカールのバーミヤン発掘1
第5回 2014/ 5/20(火) MDAFA 2,3 アッカンとカールのバーミヤン発掘2
第6回 2014/ 5/27(火) MDAFA 4,6 バルトゥーのハッダ発掘
第7回 2014/ 6/ 3(火) MDAFA 7 アッカンとカールのハイル・ハネ発掘
第8回 2014/ 6/10(火) MDAFA 8 カールのテぺ・マランジャン発掘
第9回 2014/ 6/17(火) MDAFA 9 アッカンのべグラム発掘1
第10回 2014/ 6/24(火) MDAFA 11 アッカンのべグラム発掘2
第11回 2014/ 9/30(火) MDAFA 10 ムニエのショトラック発掘
第12回 2014/10/ 7(火) MDAFA 13 ギルシュマンのエフタルの墓発掘
第13回 2014/10/14(火) MDAFA 16 マリックのジャムのミナレット調査
第14回 2014/10/21(火) MDAFA 17 カザルのムンディガク発掘
第15回 2014/10/28(火) MDAFA 18 シュランベルジェのラシュカリ・バザール発掘1
第16回 2014/11/ 4(火) MDAFA 18 シュランベルジェのラシュカリ・バザール発掘2
第17回 2014/11/11(火) MDAFA 25 シュランベルジェのスルフ・コタル発掘
第18回 2014/11/18(火) MDAFA 21 ベルナールのアイ・ハヌム発掘1
第19回 2014/11/25(火) MDAFA 21 ベルナールのアイ・ハヌム発掘2
第20回 2014/12/ 2(火) アフガニスタン 最近の発掘調査の現状
1922年アフガニスタンとフランスの間に結ばれた文化協定により、フランスはアフガニスタンにおける30年間の独占的な調査・発掘の権利を得ました。フーシェをはじめとする考古学者に率いられたフランス考古学調査団は、この間次々と遺跡を発掘し、地中に眠っていた多くの遺跡や遺宝に光を当てたのでした。この講座は2012年度のアフガニスタン講座の続編でありますが、新たに受講なさる方にも分かりやすく、前回の講座内容を振り返りながら、今回は特に調査団の報告書と画像に注目し、アフガニスタンの考古美術の歩みをゆっくり丁寧に見ていきたいと思います。
【講義概要】
アフガニスタンにおけるフランス考古学調査団 (DAFA)の数十冊に及ぶ調査報告書を一冊ずつ易しく解説しながら、1922年の文化協定翌年から始まるハッダ、バルフの調査、1924年からのバーミヤンの調査、それに続く1934年からのハイル・ハネ、1936年からのべグラム、1937年からのショトラク、フォンドキスタン、1951年からのムンディガク、1952年からのスルフ・コタルなど、調査団が撮影した発掘当時の多くの画像で古代から仏教時代、そしてイスラム時代の遺跡の発掘状況を見ていきます。また、1952年以降に始まった日本をはじめとする各国の調査団の報告書、1979年の旧ソ連のアフガニスタン侵攻で発掘が中断されながらも発行され続けたグレコ・バクトリアの遺跡アイ・ハヌムの報告書、2001年のバーミヤン破壊の後に再開された調査の報告など、新しいアフガニスタン考古学の現状も分かりやすく解説していきたいと思います。なお、今年開催されるシルクロード関係の美術展の見どころを画像とともに随時紹介していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2014/ 4/ 8(火) アフガニスタン考古学の歩み
第2回 2014/ 4/15(火) アフガニスタンにおけるフランス考古学調査団と報告書(MDAFA)
第3回 2014/ 4/22(火) MDAFA 1 フーシェとバルフ発掘
第4回 2014/ 5/13(火) MDAFA 2、3 アッカンとカールのバーミヤン発掘1
第5回 2014/ 5/20(火) MDAFA 2,3 アッカンとカールのバーミヤン発掘2
第6回 2014/ 5/27(火) MDAFA 4,6 バルトゥーのハッダ発掘
第7回 2014/ 6/ 3(火) MDAFA 7 アッカンとカールのハイル・ハネ発掘
第8回 2014/ 6/10(火) MDAFA 8 カールのテぺ・マランジャン発掘
第9回 2014/ 6/17(火) MDAFA 9 アッカンのべグラム発掘1
第10回 2014/ 6/24(火) MDAFA 11 アッカンのべグラム発掘2
第11回 2014/ 9/30(火) MDAFA 10 ムニエのショトラック発掘
第12回 2014/10/ 7(火) MDAFA 13 ギルシュマンのエフタルの墓発掘
第13回 2014/10/14(火) MDAFA 16 マリックのジャムのミナレット調査
第14回 2014/10/21(火) MDAFA 17 カザルのムンディガク発掘
第15回 2014/10/28(火) MDAFA 18 シュランベルジェのラシュカリ・バザール発掘1
第16回 2014/11/ 4(火) MDAFA 18 シュランベルジェのラシュカリ・バザール発掘2
第17回 2014/11/11(火) MDAFA 25 シュランベルジェのスルフ・コタル発掘
第18回 2014/11/18(火) MDAFA 21 ベルナールのアイ・ハヌム発掘1
第19回 2014/11/25(火) MDAFA 21 ベルナールのアイ・ハヌム発掘2
第20回 2014/12/ 2(火) アフガニスタン 最近の発掘調査の現状
備考
【ご受講に際して】
各学期の講義終了後、希望者による博物館見学を予定しています。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『シルクロード美術鑑賞への誘い』(芙蓉書房出版)(2,800円)(ISBN:9784829504017)
各学期の講義終了後、希望者による博物館見学を予定しています。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『シルクロード美術鑑賞への誘い』(芙蓉書房出版)(2,800円)(ISBN:9784829504017)
講師陣
名前 | 松平 美和子 |
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肩書き | 成蹊大学・駒澤大学各講師 |
プロフィール | - |