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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-04-03 / その他教養 / 学内講座コード:100001

法曹をめざす基礎講座 民法クラス

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月10日(木)~ 7月24日(木)
講座回数
全28回
時間
18:15~21:25
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
45,000円
定員
50
その他
受講料は後期分合わせての金額になります。分納の場合:23000円×2回払い
ビジター価格 52,900円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
この「法曹をめざす基礎講座」は、法科大学院(ロースクール)に進学し、あるいは予備試験を受験して、将来は法曹をめざそうとする皆さんが、“憲法”・“民法”・“刑法”・“民事訴訟法”・“刑事訴訟法”といった法律基本科目を基礎からしっかりと勉強するための講座です。
法科大学院に既修者として入学するためには、法律基本科目による既修者試験を突破することが必要です。また、予備試験に挑戦するうえでも、基本科目の十分な理解が求められます。そのためには、大学学部における授業をきちっと履修することは不可欠ですが、これに加えて、これまでの学習内容を再度確認し、体系的に整理することが重要となります。この講座では、そうした観点から、主要な法律基本科目について基礎的概念を確認しながら、学説や基本判例の理解を促すことを目的としています。
また、この講座はいずれも、新司法試験にまでつながる基本事項を扱いますから、未修者として入学することを希望される方にとっても、法科大学院で受講する授業の導入的な内容として価値があるものです。講師は、いずれも新司法試験に合格した若手の弁護士です。早稲田大学法務研究科を修了し、現在アカデミック・アドバイザー(AA)として、現役の法科大学院学生に対する学習支援のゼミや個別指導も行っています。特に、法曹をめざす学部の2年生・3年生にとっては、先輩の話を聞きながら学べる良い機会になるでしょう。
この講座を通して、法律の知識習得はもちろん、法曹の仕事や法科大学院の雰囲気を肌で感じながら、合格を目指した学習を進めていただきたいと思います。

【講義概要】
●民法I(総則) 下向智子(弁護士)
4/10 ~ 5/29(補講を行う場合は6/5)

【講義概要】
民法(総則)の基本的な知識・考え方を習得して頂くことを目標とします。ロースクールや司法試験・予備試験を目指す方には、発展的事項につながる基礎体力を体得して頂きたいと考えています。民法は、法律を学ぶに当たって、最も基本となる法律です。とりわけ総則は、法律の考え方、価値観、条文とその解釈等を学ぶのに最高の場です。民法総則が得意になれば法律が得意になりますし、逆に、ここでつまずくと大変苦しい思いをします。本講座では、初学者でも分かるよう丁寧に説明をしていきますが、折に触れて、実際の判例や事案を通じて、法律家として考え、結論を導くということを、皆さんにも実際に行って頂きたいと考えています。

【各回講義予定】
4/10 民法とは 4/17 権利能力・意思能力・行為能力 4/24 心裡留保・虚偽表示 5/8 錯誤 5/15 詐欺・脅迫 5/22 代理1 5/29 代理2

【テキスト】
法学講義 民法1 総則第2版(悠々社)ISBN:4862420052 2,940 円


●民法II(債権総論) 三枝 充(弁護士)
6/12 ~ 7/24(補講を行う場合は7/31)

【講義概要】
本講座では、民法第三編「債権」のうち、第一章「総則」に規定される内容を取り扱います。講義では、将来の法科大学院等での発展的学習を見据え、そのための土台となるべき基礎知識について徹底的に講義します。また、債権法の体系を身につけるには、民法総則、債権総論、債権各論の3つの分野の知識を関連付けて理解することが重要です。従って、必要な範囲で民法総則や債権各論(危険負担、解除など)の知識についても説明し、初めて話を聞く受講者も関連性が理解できるよう配慮します。

【各回講義予定】
6/12 債権の意義、債権の種類 6/19 履行の強制、債務不履行(1) 6/26 債務不履行(2)、受領遅滞 7/3 債権者代位権、債権者取消権 7/10 多数当事者の債権・債務関係 7/17 債権譲渡、債務引受 7/24 債権の消滅、その他

【テキスト】
法学講義 民法4 債権総論(悠々社)ISBN:4862420060 3,675 円


●民法III(物権) 原島有史(弁護士)
10/2 ~ 11/13(補講を行う場合は11/20)

【講義概要】
本講座では、民法(物権法)に関する基本的な知識を学習し、実際に起こりうる法律問題を自ら分析して、論理的に解答を導き出せるようにするための素養を身につけることを目標にしています。民法学における基本的な概念を的確に位置づけ、民法を立体的に把握することができるように、本講座では概念相互の関係を意識しながら講義を進めていく予定です。本講座で取り扱う内容は、物権及び担保物権です。いずれについても、重要な部分に時間をかけつつ、可能な限り全分野を鳥瞰して受講者の勉強をサポートしたいと思います。

【各回講義予定】
10/2 物権法総論、物権変動その1(不動産物権変動) 10/9 物権変動その2(不動産物権変動の動き、動産物件変動) 10/16 各種の物権 10/23 担保物権法総論、留置権、先取特権、質権 10/30 抵当権その1 11/6 抵当権その2 11/13 非典型担保(譲渡担保、所有権留保)

【テキスト】
法学講義 民法2 物権(悠々社)ISBN:4946406956 1,785 円
法学講義 民法3 担保物権(悠々社)ISBN:4862420015 1,995 円


●民法IV(債権各論) 佐古麻衣子(弁護士)
11/27 ~ 1/22(補講を行う場合は1/29)

【講義概要】
民法の債権各論の分野は、売買をはじめ、皆さんが日々の生活の中でそれと意識することなく触れている事情を扱います。そのため、民法の中では比較的なじみやすい分野ではありますが、それゆえに、ついつい結果の妥当性に目が行きがちです。法曹となった後に、発展的・応用的な問題を考えるに当たっても、立ち返るべき基本的な事項についての知識・理解を、今から正確に身に着けましょう。
幅広い多様な分野を扱うため講義が中心となりますが、講師が話し続けるだけのスタイルのみではなく、ロースクールで採用されているソクラテスメソッド(講師が受講生に向け質問を投げ、それに
対して受講生が返答する、その応答を元に更に議論を発展させる形式)も必要に応じ取り入れる予定です。

【各回講義予定】
11/27 契約法総論、売買 12/4 売買、贈与 12/11 賃貸借、消費貸借、使用貸借 12/18 雇用、請負、委任、組合 1/8 不法行為一般 1/15 特殊な不法行為 1/22 不当利得・事務管理

【テキスト】
法学講義 民法5 契約(悠々社)ISBN:4862420095 3,465 円
法学講義 民法6 事務管理・不当利得・不法行為(悠々社)ISBN:4946406980 2,835 円

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『法学講義 民法1 総則第2版』(悠々社)(2,940円)(ISBN:4862420052)
『法学講義 民法4 債権総論』(悠々社)(3,675円)(ISBN:4862420060)
『法学講義 民法2 物権』(悠々社)(1,785円)(ISBN:4946406956)
『法学講義 民法3 担保物権』(悠々社)(1,995円)(ISBN:4862420015)
『法学講義 民法5 契約』(悠々社)(3,465円)(ISBN:4862420095)
『法学講義 民法6 事務管理・不当利得・不法行為』(悠々社)(2,835円)(ISBN:4946406980)

講師陣

名前 下向 智子
肩書き 弁護士
プロフィール
名前 三枝 充
肩書き
プロフィール
名前 原島 有史
肩書き 弁護士
プロフィール
名前 佐古 麻衣子
肩書き 弁護士
プロフィール
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