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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-01-25 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:840127

歌舞伎から見る日本文化−カブキの発想とその美感−

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
02/01~03/01(土)
講座回数
5
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
13,000円
定員
36
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
歌舞伎は、「傾き」という、世の価値観に抵抗する奇抜な発想が生み出した芸能です。四百年間にわたり民衆を驚かせ、魅了し続けるその本質を追求してみましょう。そこには日本文化が凝縮された美感が舞台化されているはずです。

<講義概要>
舞台からよみとれる歌舞伎の美学にアプローチします。名作が作られた背景にある日本文化を追究し、歌舞伎を見る感性を涵養しましょう。演技・演出・型にこめられた意図を探り、日本人が伝承してきた美感と発想を浮き彫りにします。講義後半に実施予定の実演では、有名な歌舞伎音楽の一節を口ずさんでみることにします。

【主な講義内容】
●歌舞伎の初春
講座吉例の歌舞伎の正月噺。なぜ初春には曽我物が演じられるのか、大坂の根曳き狂言ってなに? 初春歌舞伎の魅力とともに、名作の正月風俗を探ります。

●「忠臣蔵」について
年末の歌舞伎公演は「忠臣蔵」尽くしでした。しかしこの名作のすべてを理解するのはなかなか厄介です。仮託された太平記の世界と絡めて、物語を再確認してみましょう。

●役者の生活
歌舞伎役者は江戸の庶民にとってどんな存在だったのでしょう。千両役者と呼ばれた人気俳優の社会性を顕かにしてみます。

●?歌舞伎の「怪しさ」
歌舞伎は単なる人間ドラマではなくて、その登場人物は時として人間の存在感を超越します。妖怪変化はもちろん、藝にまつわる「怪しさ」を追求します。

●歌舞伎の雨と傘
雨宿りで出逢う男女、雨中に起こる殺戮。そんな雨も降らぬのに「白浪五人男」は傘をさして勢揃。また助六も傘で顔を隠して吉原に。ちょっと不思議な芝居の表現に注目します。

●歌舞伎音楽
この講座お馴染みの実演付き授業。舞踊名作の一節に親しみを持てば、歌舞伎観劇がよりいっそう楽しいものになります。

岸澤式松プロフィール(実演者)
常磐津節三味線方。福岡県出身。平成3年入門以来、歌舞伎公演・日本舞踊公演で随時活動する若手演奏家。平成15年から「岸澤式松の会」開催。

備考

<ご受講に際して(持物、注意事項)>
※実演日程未定(詳細は決定次第お知らせ致します)

<備考>
資料配付

講師陣

名前 鈴木 英一
肩書き 早稲田大学演劇博物館招聘研究員
プロフィール
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