大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
福島を１年半追跡し、ドキュメンタリー映画「いのち」を制作した監督が、ジャーナリストの視点で原発問題について解説する。現地に入って取材した「生の情報」と豊富な映像資料を提供し、質疑応答も行う。これからの福島と、日本のエネルギー問題について一緒に考えましょう。

＜講義概要＞
人類史上初の「原発連続爆発事件」は予言されていた。黒澤明脚本・監督による映画「夢?赤富士?」である。また地震と原発事故が複合する「原発震災」を警告していた学者もいた。不幸にも大惨事は現実となり、今なお放射能汚染は続いている。
本講座では、福島やチェルノブイリ、ヨーロッパ各国を実際に取材して得た情報にもとづいて、各国の原発問題の実情やエネルギーシフトについて解説する。また、福島の汚染水問題や食品問題についてもふれる。

テキスト
『科学ジャーナリストの警告』（清流出版）（2,100円）（ISBN：4860293665）

＜各回の予定＞
第１回　映画「いのち～from Fukushima to Our Future Generations～」上映と解説
第２回　チェルノブイリと福島、徹底比較
第３回　ヨーロッパの原発・エネルギーシフトの比較と検証
第４回　日本の原発問題、これからの日本の課題とは？

名前	林　勝彦
肩書き	－
プロフィール	－