大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
国民にとって極めて重要な財産である不動産と、誰しも経験しうる相続の2つにスポットをあて、相続財産の中に不動産がある場合の特有の問題について、事例（ケース）を交え基礎から応用までをわかりやすく丁寧に解説する。是非、将来的に発生しうる相続への備えとして学習して頂きたい。

＜講義概要＞
相続とは、被相続人の所有していた一切の財産を、相続人が包括的に承継することであり、財産のうち、通常、最も価値の大きいものは不動産である。つまり、相続財産の中に不動産が存在する場合には、不動産を残される実益は非常に大きいことになる。反面、適切な処理や手続などを誤った場合のリスクも大きいものがある。
たとえば、その不動産に居住しているのか、それとも賃貸しているのか等、ケースによって相続の方法や手続は大きく異なってくるため、状況によって適切な処理を行わなければならない。
本講座では、基礎的な法律知識から始め、最新の判例等も交えながら、様々な状況を踏まえ、不動産を相続する際に生ずる問題等について具体的な事例（ケース）を検討しながら解説していく。

参考図書
『不動産相続の法律実務』（学陽書房）（3,570円）
（ISBN：978-4-313-31384-2）吉田修平、友田順、沼井英明著

＜各回の予定＞
第１回　相続に関する基本的知識
第２回　不動産に関する基本的知識
第３回　遺言等がない場合の遺産分割手続と不動産
第４回　遺言等により不動産を遺族らに残す方法

＜備考＞
資料配付

名前	吉田　修平
肩書き	吉田修平法律事務所代表弁護士
プロフィール	－