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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-01-03 / 世界史 / 学内講座コード:403005

ヨーロッパを考える−ヨーロッパにおける「市民社会」の形成と「フランス革命」−

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
01/10~02/28(金)
講座回数
8
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
18,500円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

<目標>
「ヨーロッパを考える」うえでの重要なヒントとして、「ヨーロッパ社会」における市民社会の形成と、近代における市民革命との関連を考察する。現代のEU(ヨーロッパ連合)によって形成されつつある「市民社会」という理念が、古代ギリシア・ローマ時代から中世・ルネサンス期を経ていかに変化し、現代に受け継がれているかを、広くヨーロッパ文明論・文化論として、通観していきます。後半は、「ヨーロッパ市民革命論」として、とくに「フランス革命」に焦点をあてて、その内容、意義を論じます。

<講義概要>
「ヨーロッパを考える」。現代ヨーロッパにおけるEU(ヨーロッパ連合)の形成は、「ヨーロッパ市民」という理念への模索でもあったが、現在、加盟国のギリシア・スペインなどの財政破綻によって、大きな危機に直面している。

本講義では、このような「市民」「市民社会」という概念が、ヨーロッパの歴史においていかに誕生し、変化し、ヨーロッパの近・現代社会の基軸となっていったかを具体的に検討します。ギリシアのポリス社会、ローマ・ラテン文化における「市民社会」、ルネサンス期イタリアにおけるあたらしい「レス・プブリカ」(市民社会)論を経て、近世・近代の「市民社会」「共和政」にいたる経緯を追っていきます。

とくに後半では、いわゆる「市民革命」がヨーロッパ社会に与えた影響を、「フランス革命」に焦点をあてて検討し、近年の革命論議を紹介しつつ、今後のヨーロッパ・ポストモダン社会への展望を論じます。

参考図書
『EU・欧州統合研究』(成文堂)(3,150円)福田耕治編
『ヨーロッパ・「共生」の政治文化史』(成文堂)(6,300円)森原 隆編

<各回の予定>
(予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください)
第1回 ヨーロッパ「市民社会」とは何か
     EU(ヨーロッパ連合)の成立、ヨーロッパ市民の誕生
第2回 ヨーロッパ古代「市民社会論」
     ギリシア文化、プラトン、アリストテレス、ローマ文化、
第3回 中世・ルネサンス「市民社会論」
     ルネサンス、市民的人文主義、主権論
第4回 フランス「市民社会論」
     フランス国制論、モンテスキューからルソーへ 
第5回 近代「市民革命論」
     イギリス近代革命、明治維新と近代社会、フランス革命の意義
第6回 近代フランス革命論1
     フランス革命とは何か、フランス革命の展開、
     フランス革命論の変化、 
第7回 近代フランス革命論2
     現代のフランス革命論
第8回 ポスト・モダン社会の模索
     新しいヨーロッパ市民社会の構築

備考

<備考>
資料配付

講師陣

名前 森原 隆
肩書き 早稲田大学文学学術院教授
プロフィール
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