大学公開講座のセカンドアカデミー

＜目標＞
江戸時代の政治や社会制度を理解し、現在の日本の原形を作った江戸時代への理解を深める。


＜講義概要＞
江戸時代は、現在の日本の原形を作った時代です。たとえば、中央集権国家である近代日本は、幕府の参勤交代制を前提にしないと理解できませんし、近代の官僚制も幕府官僚制と密接な関係にあります。武士道は、現代日本人のメンタリティーの元になる倫理です。また、男尊女卑と考えられている江戸時代ですが、大奥女中は女性だけで大奥という役所を運営していました。本講座では、江戸時代をこのようなさまざまな視点から考えていきます。秋学期は、幕末政治史をテーマに幕府と諸藩の動向を講義します。


＜各回の予定＞
第１回　ペリー来航の衝撃
第２回　開国と攘夷運動
第３回　薩摩藩と桜田門外の変
第４回　文久２年の幕政改革から禁門の変へ
第５回　大政奉還と戊辰戦争

＜ご受講に際して（持物、注意事項）＞
2013年度春講座の続編ですが、初めての方もご受講いただけます。


＜備考＞
テキスト
『江戸に学ぶ日本のかたち』（NHK出版）（970円）（ISBN：978-4-14-091145-7）山本博文著

パンフレットのテキスト表記に誤りがございます（5/21）
誤）NKH出版→正）NHK出版


＜お問い合わせ＞
開講日まで１週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
　→　電話番号 ０３−３２０８−２２４８

講座申込みは開講日前日（前日が休業日のときは前開室日）１７時まで可能です。

名前	山本　博文
肩書き	東京大学大学院　　教授
プロフィール	－