講座詳細情報
申し込み締切日:2013-09-26 / 文学 / 学内講座コード:001005
平安後期物語 ― 『狭衣物語』を読む ―
- 開催日
- 10/3~12/5(木)
- 講座回数
- 20
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 44,000円
- 定員
- 30
- その他
- 分納の場合 23000×2
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
<目標>
「平安後期物語」は、『源氏物語』の後に作られた物語であり、『源氏』の面影を湛えつつ、しかし独自の面白みを発揮した物語たちです。そんな「平安後期物語」のなかから、『狭衣物語(さごろもものがたり)』という物語を読み、『源氏』と戯れるかのような「平安後期物語」の魅力を探っていきたいと思います。
<講義概要>
「平安後期物語」のなかでも、とりわけ『源氏物語』の影響が大きいと言われるのは『狭衣物語』です。
が、今回は、主人公狭衣が高野・粉河への旅を経て、新たな物語に乗り出し、恋と結婚について、また「この世」を生きることの意味について、きわめて平安後期物語的な価値観を浮かび上がらせ、『狭衣』が本領を発揮するところを読んでいきます。
これは、翻って『源氏』の恋愛観・結婚観、人生観も掬いとられてくる部分でもあります。
物語の折り返し点である巻三の初めから読み、『狭衣物語』および「平安後期物語」の魅力を探っていきます。
そして、『源氏物語』とは何かを、『源氏』を享受した平安後期物語の『狭衣』からとらえ直し、『源氏』を少し違った角度から見直してみたいと思います。
<各回の予定>
第1回 新たな物語の胎動
第2回 男女から親子へ
第3回 新たな〈ゆかり〉としての子
第4回 養女の物語へ
第5回 平安後期的な奇人たち
第6回 平安後期の烏滸(たわけ)物語
第7回 失われた女気味を求めて
第8回 行き違いの物語
第9回 失われた子を求めて
第10回 物語から締め出される奇人たち
第11回 悲劇の烏滸
第12回 見られてしまった垣間見
第13回 〈声〉の力〈噂〉の威力
第14回 狭衣の結婚
第15回 悔い多き結婚
第16回 再び忘れえぬ恋へ
第17回 平安後期物語の結婚とは
第18回 きらびやかな憂愁
第19回 憂愁のなかの希望
第20回 〈此の世〉を〈子の世〉と見据え
※講義予定は変更となる場合があります。
「平安後期物語」は、『源氏物語』の後に作られた物語であり、『源氏』の面影を湛えつつ、しかし独自の面白みを発揮した物語たちです。そんな「平安後期物語」のなかから、『狭衣物語(さごろもものがたり)』という物語を読み、『源氏』と戯れるかのような「平安後期物語」の魅力を探っていきたいと思います。
<講義概要>
「平安後期物語」のなかでも、とりわけ『源氏物語』の影響が大きいと言われるのは『狭衣物語』です。
が、今回は、主人公狭衣が高野・粉河への旅を経て、新たな物語に乗り出し、恋と結婚について、また「この世」を生きることの意味について、きわめて平安後期物語的な価値観を浮かび上がらせ、『狭衣』が本領を発揮するところを読んでいきます。
これは、翻って『源氏』の恋愛観・結婚観、人生観も掬いとられてくる部分でもあります。
物語の折り返し点である巻三の初めから読み、『狭衣物語』および「平安後期物語」の魅力を探っていきます。
そして、『源氏物語』とは何かを、『源氏』を享受した平安後期物語の『狭衣』からとらえ直し、『源氏』を少し違った角度から見直してみたいと思います。
<各回の予定>
第1回 新たな物語の胎動
第2回 男女から親子へ
第3回 新たな〈ゆかり〉としての子
第4回 養女の物語へ
第5回 平安後期的な奇人たち
第6回 平安後期の烏滸(たわけ)物語
第7回 失われた女気味を求めて
第8回 行き違いの物語
第9回 失われた子を求めて
第10回 物語から締め出される奇人たち
第11回 悲劇の烏滸
第12回 見られてしまった垣間見
第13回 〈声〉の力〈噂〉の威力
第14回 狭衣の結婚
第15回 悔い多き結婚
第16回 再び忘れえぬ恋へ
第17回 平安後期物語の結婚とは
第18回 きらびやかな憂愁
第19回 憂愁のなかの希望
第20回 〈此の世〉を〈子の世〉と見据え
※講義予定は変更となる場合があります。
備考
<ご受講に際して(持物、注意事項)>
この講座は昨年度からの続きですが、今回はこれまでの物語を振り返りながら読んでいける部分ですので、途中からのご受講でも、まったく支障はございません。
初回に、過去の資料などをご案内いたします。
<備考>
★後期追加募集対象講座
後期追加募集とは、4月からスタートした年間講座(春・秋学期に継続して行われるクラス)のうち、特定の条件のもとで後期(秋学期)からの受講生を募集するものです。
ご関心のある方は、お電話または窓口でお問い合わせください。
※Web申込、会員先行申込は承っておりませんのでご了承ください。
※お支払いは後期分受講料のご請求となります。新規ご入会の方は別途入会金が必要です。
※後期第一週目からご受講いただけます(授業内容は途中からとなります)。なお、単位は付与されませんのでご了承ください。
テキスト
『新編日本古典文学全集 狭衣物語』(小学館)(4,280円)P.17~
<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
→ 電話番号 03−3208−2248
講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。
この講座は昨年度からの続きですが、今回はこれまでの物語を振り返りながら読んでいける部分ですので、途中からのご受講でも、まったく支障はございません。
初回に、過去の資料などをご案内いたします。
<備考>
★後期追加募集対象講座
後期追加募集とは、4月からスタートした年間講座(春・秋学期に継続して行われるクラス)のうち、特定の条件のもとで後期(秋学期)からの受講生を募集するものです。
ご関心のある方は、お電話または窓口でお問い合わせください。
※Web申込、会員先行申込は承っておりませんのでご了承ください。
※お支払いは後期分受講料のご請求となります。新規ご入会の方は別途入会金が必要です。
※後期第一週目からご受講いただけます(授業内容は途中からとなります)。なお、単位は付与されませんのでご了承ください。
テキスト
『新編日本古典文学全集 狭衣物語』(小学館)(4,280円)P.17~
<お問い合わせ>
開講日まで1週間を切った講座は、お電話にてお問い合わせください。
→ 電話番号 03−3208−2248
講座申込みは開講日前日(前日が休業日のときは前開室日)17時まで可能です。
講師陣
名前 | 鈴木 泰恵 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学 講師 |
プロフィール | - |