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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-04-09 / 世界史:文学 / 学内講座コード:003024

ギリシア神話への誘い―「英雄編」―  

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
04/10(水) ~ 06/19(水)、
10/02(水) ~ 12/04(水)
講座回数
20
時間
10:40 ~ 12:10
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
50
その他
分納の場合23000円×2回払い
※入会金については、各種減免制度があります。詳しくはパンフレットをご覧ください。
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

一昨年から始まった講座の続きで、オリュンポスの神々篇を終え、今期からは指定テキスト第四章「神々と人間たちの愛の物語」から始めます。
キリスト教の超越一者である神と違い、宇宙内在神であるギリシアの神々は人間と共にありながら、しかし、最終的には神は神、人間は人間。人間界の諸々に関与することはありません。
人間は、神々は人知をはるかに超えた大いなる存在、そして小さき人間はその神々の掌の中であることを熟知しながら、しかし卑屈になることなく、人間らしく堂々と胸を張り、決してギブアップすることなく最期まで生き生きと生きます。それがギリシア神話の「人間主義」です。それを様々なエピソードを通して見ていきます。


今年度は、神々と人間が織り成す様々な「愛の物語」、つづいて「冒険の物語」へと進みます。
このあたりになると物語の主人公はむしろ人間。超え難き大いなる神々の存在、神々の介在を知りながら、人間がいかに人間らしく生き、愛し合い、憎しみあい、あるいは雄々しく冒険の旅に出るか。
舞台は古く紀元前13世紀以降のものですが、人間にアプリオリに備わった「人間らしさ」は普遍的で、現代と少しも変わりません。いや、現代人は古代人の雄雄しさや、のびやかさ、温かさなどを失い、はるかに卑小、劣化しているかもしれません。古代の宗教であり、科学前の科学であり、娯楽であった神話は、古代の天才的民族ギリシア人が創造した「人間とは何か」を知ろうとする知的精神的所産です。
様々なエピソードから読み取れるおおらかで開放的な世界観、精神文化を、PC画像を多用しながら、不透明で不確実な現代を生きる私たちが勇気づけられるような解釈、読み方をしたいと思います。



備考

●指定テキストの96頁まで読んでおいてください。その他断片的なギリシア神話についての知識をお持ちの方は、それらが全体の理解に効率よく機能するはずですので、どんな形でもいいからギリシア神話に触れておいてください。


テキスト
『ギリシア神話 知れば知るほど』(実業之日本社)(1,500円)丹羽隆子著


【お申し込み期日について】
〇お申込み受付は開講日前日17時まで可能です。
〇開講日が近い場合は、お電話にて直接お申し込みください。
 TEL 03-3208-2248
(受付時間:午前9時30分~午後5時(日曜・祝日・休業日を除く))

講師陣

名前 丹羽 隆子
肩書き 東京海洋大学名誉教授  
プロフィール
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