大学公開講座のセカンドアカデミー

本講座の目標は三つ。一つは世界遺産の基礎知識を学ぶこと、二つ目は日本独特の先史文化である縄文文化の概要を学ぶこと、そして三つ目は、すでに世界遺産暫定一覧表に記載されている北日本の縄文遺跡群を、世界遺産に推薦するための現実のプロセスに触れることです。


この講義では、まず世界遺産の基礎知識、特に日本の世界遺産について解説し、また日本列島に特有の先史文化である縄文文化について概観します。
そして、すでに世界遺産暫定一覧表に記載されている北海道および北東北3県の縄文遺跡群について紹介し、これらを世界遺産に登録すべく、まさに現在進められている推薦書作成の基礎作業について、可能な限り具体的に話してみたいと思っています。


(予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください)
第1回
　○講義の目的
　○世界遺産とは？
　○世界遺産の基礎知識

第2回
　○世界各地の世界遺産
　○日本の世界遺産
　○日本史と縄文時代

第3回
　○縄文文化とは？
　○候補の縄文遺跡群
　○なぜ北海道と北東北か？

第4回
　○登録の条件と基準
　○さまざまな課題
　○質疑応答

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名前	菊池　徹夫
肩書き	早稲田大学
プロフィール	－