講座詳細情報
申し込み締切日:2013-02-11 / 心理:文学 / 学内講座コード:840420
人の名前の現在−子供の命名の変遷と現状−
- 開催日
- 2/12、 2/19 (火)
- 講座回数
- 2
- 時間
- 15:00 ~ 16:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
人の名前について、漠然とした印象や特定の例だけから語るのではなく、客観的かつ根拠を持って見ることができるようになることを目標とする。
近頃、「子供の名前が変わってきた」という声をよく聞く。実際には、何がどうなってきたのだろうか。昔は、本当に珍しい名前がなかったのだろうか。
森?外による、「於莵(おと)」、「杏奴(あんぬ)」などの子や孫への命名と、今時のキラキラネームなどと呼ばれる命名との間には、どのような共通点と相違点を見出すことができるのだろう。
親の名前から1文字をもらうことも、中国や韓国には古来存在しない、日本独自の習慣だった。女児に「子」を付けることの意味、親の創造した新規な表現を子供に与えることの影響、読めない漢字を無理に選ぼうとする風潮、画数まで数えることで使いたい字を変えてしまうことの生み出す功罪など、名前に関わる諸問題に関して、具体的な実例を通じて、子供にとって社会にとって幸福な名前というものについて考察していく。
参考図書
『日本の漢字』(岩波新書)
第1回 近頃の子供の名前とは
第2回 子供の名前はどうなっていくのか
近頃、「子供の名前が変わってきた」という声をよく聞く。実際には、何がどうなってきたのだろうか。昔は、本当に珍しい名前がなかったのだろうか。
森?外による、「於莵(おと)」、「杏奴(あんぬ)」などの子や孫への命名と、今時のキラキラネームなどと呼ばれる命名との間には、どのような共通点と相違点を見出すことができるのだろう。
親の名前から1文字をもらうことも、中国や韓国には古来存在しない、日本独自の習慣だった。女児に「子」を付けることの意味、親の創造した新規な表現を子供に与えることの影響、読めない漢字を無理に選ぼうとする風潮、画数まで数えることで使いたい字を変えてしまうことの生み出す功罪など、名前に関わる諸問題に関して、具体的な実例を通じて、子供にとって社会にとって幸福な名前というものについて考察していく。
参考図書
『日本の漢字』(岩波新書)
第1回 近頃の子供の名前とは
第2回 子供の名前はどうなっていくのか
備考
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講師陣
名前 | 笹原 宏之 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | - |