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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-01-07 / 日本史 / 学内講座コード:840116

“妖怪”鳥居耀蔵を裁く!!−弘化2年(1845)の評定所裁判を再現する−

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1/8 ~ 2/19 (火)
講座回数
7
時間
10:30 ~ 12:00
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
17,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

弘化2年(1845)におこなわれた元南町奉行鳥居耀蔵(甲斐守)の裁判を通して、裁判にかかわった老中の思惑と裁判の真の目的を明らかにし、老中首座阿部正弘に抜擢された“首席検察官”の人物像に言及します。


天保の改革を推進し、失敗して辞任した老中首座水野忠邦は、翌年、首座に再任されます。
翌弘化2年正月に、砲術家高島秋帆の一件の再吟味の裁判がはじまりますが、水野は翌2月に辞任してしまいます。
裁判は続けられ、関係者として元南町奉行の鳥居耀蔵の吟味がくわわります。
以降、裁判の経過を再現し、裁判の真の目的が鳥居の処罰にあること、それにとどまらない大きな目的があったことを明らかにしたいと思います。


第1回 はじめにかえて
弘化2年(1845)正月、再任の老中首座水野忠邦のもとではじまった評定所裁判「高島秋帆一件の再吟味」の関係者(老中と五手掛り)を紹介します。

第2回 裁判の場となる「評定所」について
高島秋帆一件の再審理に関連して、寄合の鳥居耀蔵が評定所によばれたこと、即日大名預けとなったことに言及します。

第3回 鳥居耀蔵と関係者の裁判(前半)
鳥居自身の裁判がはじまり、次々に関係者が呼び出されての裁判の経過を紹介します。

第4回 閑話
“首席検察官”公事方勘定奉行の久須美祐明は水野忠邦に抜擢されて佐渡奉行になった人物。しかも弘化2年(1745)の年齢は75歳という司法畑の超ベテランでした。

第5回 鳥居耀蔵と関係者の裁判(後半)
ときの老中首座阿部正弘から吟味の終了に関して久須美に相談があり、結果として吟味は8月に終了します。

第6回 裁判終了
9月、水野忠邦への申渡し、10月に鳥居耀蔵らへの申渡しがあり、裁判は終了します。両者および関係者への申渡しは写しのかたちで流布し、周知となりました。

第7回 おわりにかえて
幕府閣僚の裁判について。将軍が任命する老中など閣僚級大名の裁判は江戸250年にあったのか、なかったのか?

備考

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講師陣

名前 菅野 俊輔
肩書き 江戸文化研究家 
プロフィール
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