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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-02-05 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:402207

日本建築と日本庭園を守り、作る。−古い建物を改修して現代に生かした二ケ寺の境内伽藍−

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2/6 ~ 2/27 (水)
講座回数
4
時間
10:40 ~ 12:10
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
9,500円
定員
35
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

世界遺産登録などの大袈裟なものではなく、我々の身近な処で、伝統的な建物を改修し、境内庭園を作り、21世紀の寺院として後世に伝えるべき姿に整備したその内容と姿勢を理解してもらう。


少林寺(北上尾)は北条時宗の正室が開いた臨済宗寺院で、文化3年(1806)の火災復興後の江戸後期の姿を伝えます。
平成11年の山門(上尾市文化財)解体復原修理に始まり、本堂は「裳階(もこし)」という形式で拡張して修理し、鐘楼修復後、庭園は禅宗寺院らしく作庭しました。その整備方針は、残された建物を現在の使用に適合させ、本格的な臨済宗寺院の景観にこだわったところです。
願寺(旧元寺、川崎市)は慶長年間に開かれた浄土真宗の寺院で、川崎では最も古い寺子屋が開設された処です。
宝暦4年(1754)の本堂は残念ながら昭和62年に焼失し、RC造の立派な本堂が再建されました。
その後、御住職の木造建築に対する強いこだわりにより、新潟県柏崎市で解体の危機にあった豪壮な田村家住宅(明治27年)を移築し、第二本堂と書院を兼ねて「至心学舎」と命名し、川崎の地に新たな日本的景観を現出しました。古きに対する愛着とこだわり、そして、21世紀における対応と活用という意味で、一つの方向性を示した好例です。


第1回 上尾市西門前少林寺の建物と庭
第2回 少林寺見学
第3回 川崎市中原区願寺建物と庭
第4回 願寺見学

備考

第2回目と第4回目に見学を行います。ただし、天候によっては日程が変更になる場合があります。
見学は、現地集合・現地解散となります。交通費等の費用は別途実費ご負担となります。
また、お申込みの際は他の講座との時間重複にご注意ください。

講師陣

名前 望月 敬生
肩書き 望月敬生建築設計室代表 有限会社歴史建築設計研究体代表
プロフィール
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