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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-02 / 心理:その他教養 / 学内講座コード:3025

再論 アジアと日本―私たちにとってアジアとは何か―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10/3~12/5(水)
講座回数
20
時間
10:40~12:10
講座区分
通年 
入学金
8,000円
受講料
44,000円
定員
 - 
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

日本は東アジアに属する一国です。アジアとはどのような歴史をもち、どのような文化をはぐくんできたでしょうか。

この講義は、日本との観点から、アジアとは何かという問題を問い直すことを目標とします。


春学期は、アジア・オリエント・東洋という用語の語義や沿革の問題を取り上げ、アジア全体を根本的に再検討します。また東西交流や日中交渉についても概観します。一体、アジアという概念は存在し得るのでしょうか。

秋学期は、日本人とシルクロード、日本人と騎馬民族、日本人と「ジンギスカン」、日本人とダッタン、という四つの主題を取り上げ、私たち日本人がアジアをどのように認識したかという問題について個別に論じます。



◎春学期担当:福井重雅 早稲田大学名誉教授

◎秋学期担当:赤坂恒明 内蒙古大学蒙古学研究中心専職研究員


(予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください)



春学期:福井重雄先生担当:

第1回 プロローグ アジア概観: アジアとは何か

第2回 アジアとヨーロッパ: その用語の誕生と沿革

第3回 オリエントとオクシデント: その用語の成り立ちとその後の歩み

第4回 東洋と西洋・EastとWest: その用語の出現と特色

第5回 アジアの範囲と境界: アジア全域と東西南北による区分

第6回 ヨーロッパとアジアとの出会い: 東西を結ぶ三つの道

第7回 アジアからヨーロッパへの衝撃(1): フンとイスラムのヨーロッパ侵入

第8回 アジアからヨーロッパへの衝撃(2): モンゴルのヨーロッパ侵入

第9回 アジアは存在するか: アジアとヨーロッパについての再検討

第10回 エピローグ 歴史とは何か: アジアとヨーロッパの歴史観



秋学期:赤坂恒明先生担当:

第11回 はじめに: 未知なる世界、「アジア」に対する日本人のまなざし

第12回 日本人とシルクロード(1): 「シルクロード」という概念

第13回 日本人とシルクロード(2): 虚構の「西域南道」「天山南路」「天山北路」

第14回 日本人と騎馬民族(1): 「騎馬民族」という概念は存在し得るか?

第15回 日本人と騎馬民族(2): 「江差追分」のルーツは、モンゴル高原?ウラル山脈?

第16回 日本人と「ジンギスカン」(1): 源義経北行伝説の変遷

第17回 日本人と「ジンギスカン」(2): ゲンギケイと大日本帝国の満蒙政策

第18回 日本人とダッタン(1): 「韃靼」とは何か

第19回 日本人とダッタン(2): 「韃靼の志士」と大日本帝国の回教政策

第20回 おわりに: 憧憬と誤解のアジア

備考

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