講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-01 / 日本史:心理:その他教養 / 学内講座コード:830133
江戸東京の風景学2
- 開催日
- 10/02~12/04(火)
- 講座回数
- 10
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 24,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
江戸以来、東京の風景は大きく変貌しながら今日に至っています。
変貌の契機となる主な局面について解説するとともに、風景が成立し変化してゆくプロセスを、まちを歩きながら考えます。
写真・絵画・地図・映像などの資料を用い、江戸・東京が持つ多様性を浮き彫りにしてゆきます。
土木的スケールのものから路地空間まで、これまで取り上げられることの少なかった側面に着目します。
まち歩きにより、実際の風景から都市とそれを見つめる人々の意識、そしてその両者を大きく規定する時代背景について理解します。
【1】10/2 高層化する東京
松本泰生 早稲田大学客員講師
近代以降、東京の都市空間は断続的に高層化を続けてきました。特に近年は超高層建物が毎年のように増加しています。高層化と風景の変化、風景に対する考え方の変化について、歴史を辿り、事例を見ながら、高層化する東京の風景の将来像について考えます。
【2】10/9 江戸・東京と富士
千葉一輝 麻布大学講師
江戸の原風景としての富士を、人々は朝な夕なその姿を飽くことなく愛で、誇りにしていました。しかし東京においては近年急速にその姿が見えにくくなっています。江戸東京における富士山の意味と、現在の富士山眺望を巡る状況について解説します。
【3】10/16 根岸から日暮里を歩く ※まちあるき 現地集合
千葉一輝 麻布大学講師
松本泰生 早稲田大学客員講師
第2回の講義を踏まえて、根岸から日暮里まで歩きます。現在も保存状態の良い下谷の富士塚に寄った後、根岸を抜け、谷中をかすめて日暮らしの里へ。武蔵野台地の東端、諏訪台富士見坂から、千駄木・向ヶ丘方面を眺めます。
【4】10/23 盛り場・繁華街の風景
松本泰生 早稲田大学客員講師
江戸の遊郭・岡場所から、東京の花街・三業地・赤線・青線へ、更に戦後の料亭街に至るまで、色街、花街の歴史的変遷について概要を学びます。また江戸東京における位置づけの移り変わり、特有の街並み風景の変容について知ります。
【5】10/30 向島・浅草界隈を歩く ※まちあるき 現地集合
松本泰生 早稲田大学客員講師
千葉一輝 麻布大学講師
第4回の講義を踏まえて向島・浅草界隈を歩き、三業地など戦前に形作られた遊興空間の街並み風景を体験します。
【6】11/6 江戸・東京の寺町
千葉一輝 麻布大学講師
様変わりの激しい東京において、寺町はその特質上、環境がよく保たれています。けれども、寺院は江戸期から近代において、都市計画上、幾度となく移転を繰り返しました。新旧の寺町と、そこで行われているさまざまな取り組みを紹介します。
【7】11/13 谷中を歩く ※まちあるき 現地集合
千葉一輝 麻布大学講師
松本泰生 早稲田大学客員講師
第6回の講義を踏まえ、江戸期以来の最大の寺町、谷中を中心に歩きます。緩やかな時の流れ、昔ながらの寺院風景を味わいます。近年起こりつつある変化にも眼を配りながら、静かな路地を辿ってゆきます。
【8】11/20 江戸四宿の風景
松本泰生 早稲田大学客員講師
江戸四宿(品川、千住、板橋、新宿)と呼ばれる、江戸の近郊の宿場町それぞれの歴史概要と、江戸における位置づけを学びます。街道沿いに成立し栄えた、江戸四宿の空間構造と風景の特色を、地図や古写真を見ながら理解し、更にそれらの近代以降の変容についても学びます。
【9】11/27 品川宿を歩く ※まちあるき 現地集合
松本泰生 早稲田大学客員講師
千葉一輝 麻布大学講師
第8回の講義を踏まえ、江戸四宿の一つとして東海道・品川宿を歩きます。ところどころに往時の痕跡や空間構造を残している宿場町の特色を理解します。
【10】12/4 東京の故郷性
千葉一輝 麻布大学講師
果てしなく変貌し続ける東京は、「故郷」という視点からはどのように見えてくるのでしょうか。伝統的まちなみが残る小江戸なども参照しながら、これまでの講義を踏まえ東京の都市居住、風景の今後について考えます。
変貌の契機となる主な局面について解説するとともに、風景が成立し変化してゆくプロセスを、まちを歩きながら考えます。
写真・絵画・地図・映像などの資料を用い、江戸・東京が持つ多様性を浮き彫りにしてゆきます。
土木的スケールのものから路地空間まで、これまで取り上げられることの少なかった側面に着目します。
まち歩きにより、実際の風景から都市とそれを見つめる人々の意識、そしてその両者を大きく規定する時代背景について理解します。
【1】10/2 高層化する東京
松本泰生 早稲田大学客員講師
近代以降、東京の都市空間は断続的に高層化を続けてきました。特に近年は超高層建物が毎年のように増加しています。高層化と風景の変化、風景に対する考え方の変化について、歴史を辿り、事例を見ながら、高層化する東京の風景の将来像について考えます。
【2】10/9 江戸・東京と富士
千葉一輝 麻布大学講師
江戸の原風景としての富士を、人々は朝な夕なその姿を飽くことなく愛で、誇りにしていました。しかし東京においては近年急速にその姿が見えにくくなっています。江戸東京における富士山の意味と、現在の富士山眺望を巡る状況について解説します。
【3】10/16 根岸から日暮里を歩く ※まちあるき 現地集合
千葉一輝 麻布大学講師
松本泰生 早稲田大学客員講師
第2回の講義を踏まえて、根岸から日暮里まで歩きます。現在も保存状態の良い下谷の富士塚に寄った後、根岸を抜け、谷中をかすめて日暮らしの里へ。武蔵野台地の東端、諏訪台富士見坂から、千駄木・向ヶ丘方面を眺めます。
【4】10/23 盛り場・繁華街の風景
松本泰生 早稲田大学客員講師
江戸の遊郭・岡場所から、東京の花街・三業地・赤線・青線へ、更に戦後の料亭街に至るまで、色街、花街の歴史的変遷について概要を学びます。また江戸東京における位置づけの移り変わり、特有の街並み風景の変容について知ります。
【5】10/30 向島・浅草界隈を歩く ※まちあるき 現地集合
松本泰生 早稲田大学客員講師
千葉一輝 麻布大学講師
第4回の講義を踏まえて向島・浅草界隈を歩き、三業地など戦前に形作られた遊興空間の街並み風景を体験します。
【6】11/6 江戸・東京の寺町
千葉一輝 麻布大学講師
様変わりの激しい東京において、寺町はその特質上、環境がよく保たれています。けれども、寺院は江戸期から近代において、都市計画上、幾度となく移転を繰り返しました。新旧の寺町と、そこで行われているさまざまな取り組みを紹介します。
【7】11/13 谷中を歩く ※まちあるき 現地集合
千葉一輝 麻布大学講師
松本泰生 早稲田大学客員講師
第6回の講義を踏まえ、江戸期以来の最大の寺町、谷中を中心に歩きます。緩やかな時の流れ、昔ながらの寺院風景を味わいます。近年起こりつつある変化にも眼を配りながら、静かな路地を辿ってゆきます。
【8】11/20 江戸四宿の風景
松本泰生 早稲田大学客員講師
江戸四宿(品川、千住、板橋、新宿)と呼ばれる、江戸の近郊の宿場町それぞれの歴史概要と、江戸における位置づけを学びます。街道沿いに成立し栄えた、江戸四宿の空間構造と風景の特色を、地図や古写真を見ながら理解し、更にそれらの近代以降の変容についても学びます。
【9】11/27 品川宿を歩く ※まちあるき 現地集合
松本泰生 早稲田大学客員講師
千葉一輝 麻布大学講師
第8回の講義を踏まえ、江戸四宿の一つとして東海道・品川宿を歩きます。ところどころに往時の痕跡や空間構造を残している宿場町の特色を理解します。
【10】12/4 東京の故郷性
千葉一輝 麻布大学講師
果てしなく変貌し続ける東京は、「故郷」という視点からはどのように見えてくるのでしょうか。伝統的まちなみが残る小江戸なども参照しながら、これまでの講義を踏まえ東京の都市居住、風景の今後について考えます。
備考
◎まちあるきは現地集合・現地解散です。八丁堀校との間の移動には時間がかかりますので、お申込みの際は、前後に時間の余裕をおもちください。
◎都合により講義時間や内容を変更する場合があります。
◎都合により講義時間や内容を変更する場合があります。
講師陣
名前 | 千葉 一輝他 |
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肩書き | 麻布大学講師 |
プロフィール | - |