講座詳細情報
申し込み締切日:2012-09-28 / 宗教・哲学:世界史 / 学内講座コード:305014
語源からたどる哲学史(続)―ハイデガーを起点として―
- 開催日
- 09/29~12/08(土)
- 講座回数
- 10
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
哲学の独特な術語(といっても「イデア」「観念」「本質」のようなよく知られた言葉です)に込められた深い含蓄を解きほぐしながら、二千数百年の思想の歴史をたどります。
西洋語の語源を知ることによって、西洋の独自な着想と西洋の歴史の動向が見えてきます。
歴史と語源を省察した哲学者ハイデガーを手引きとして、西洋思想の歴史を読み解きます。
今回は「真理」と「イデア」の言説のさまざまな位相を取り上げます。これらの基本語が、どのような意図で登場し、どのように理解され、変形され、受容され、いかにして西洋の歴史が形成されていったのかを解明します。歴史を縦断することによって、通時的な推移を捉えると同時に、〈言葉の語義〉から、思想の内実を自由に横断します。この観点からすると、古代ギリシアは決して廃れてしまった残骸などではなく、現代と緊密につながっていることも見えてきます。
以下は話題にする項目(順不同)の列挙となります
・ソクラテスおよびプラトンとイデア
・アリストテレスとイデア
・中世におけるイデア
・神学および存在論とイデア
・観念としてのイデア
・〈アイデア〉としてのイデア
・ドイツ観念論(イデアリスムス)におけるイデア
・ハイデガーのプラトン論の読解
・イデアと歴史(ハイデガーの歴史論)
・現代とイデア
西洋語の語源を知ることによって、西洋の独自な着想と西洋の歴史の動向が見えてきます。
歴史と語源を省察した哲学者ハイデガーを手引きとして、西洋思想の歴史を読み解きます。
今回は「真理」と「イデア」の言説のさまざまな位相を取り上げます。これらの基本語が、どのような意図で登場し、どのように理解され、変形され、受容され、いかにして西洋の歴史が形成されていったのかを解明します。歴史を縦断することによって、通時的な推移を捉えると同時に、〈言葉の語義〉から、思想の内実を自由に横断します。この観点からすると、古代ギリシアは決して廃れてしまった残骸などではなく、現代と緊密につながっていることも見えてきます。
以下は話題にする項目(順不同)の列挙となります
・ソクラテスおよびプラトンとイデア
・アリストテレスとイデア
・中世におけるイデア
・神学および存在論とイデア
・観念としてのイデア
・〈アイデア〉としてのイデア
・ドイツ観念論(イデアリスムス)におけるイデア
・ハイデガーのプラトン論の読解
・イデアと歴史(ハイデガーの歴史論)
・現代とイデア
備考
哲学に興味があり、思想に関する書物を読んだことのある方の受講を望みます。
講師陣
名前 | 谷崎 秋彦 |
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肩書き | 早稲田大学 非常勤講師 |
プロフィール | - |