大学公開講座のセカンドアカデミー

『古事記』は8世紀初頭に書かれた歴史物語です。過去の事実をそのまま記した書ではありませんが、事実の反映としての古代が、文学性豊かに描かれています。本講座では、古事記を通して日本の古代を探ります。
本講座は、毎時間『古事記』の本文を読み下し文で読み続けます。そして適宜に上代文献や、報じられる考古学上の発掘成果などの資料を援用して、『古事記』の読みを深めるよう図ります。

今年度は第12代景行天皇条の小碓命（ヤマトタケルノミコト）の東伐物語の後半部分から読み始めます。
景行天皇代の記事は、人々によく知られたヤマトタケルの物語が中心です。その物語の歴史的社会的背景は、どのようなものだったのでしょう。
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名前	菅野　雅雄
肩書き	古事記学会理事
プロフィール	－