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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-07-18 / 芸術・文化 / 学内講座コード:320411

怖いクラシック

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月20日(木)~ 9月14日(木)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
24
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・父、自然、狂気、死、神、孤独、戦争、国家…音楽家たちが直面した「恐怖」と、それをどう音楽として表現してきたかを辿り、音楽が時代とともにどう変化してきたかを考える。
・癒し、快楽だけではない、音楽の「魔の魅力」を深く知る。
・作曲家の人生とそれぞれが生きた社会状況を知ることで鑑賞の手引とする。

【講義概要】
「怖いクラシック」といっても、ホラー映画の音楽のような単純に「怖い音楽」ではなく、「恐怖を音楽で表現したもの」です。
娯楽や式典・宴会のために作られていた音楽が、「コンサートホールで鑑賞する」ものへと変化した時、「怖い音楽」が誕生しました。いえ、その逆で「怖い音楽」が誕生した時、音楽は鑑賞するものになったのかもしれません。「怖い音楽」こそが、実は音楽の王道だったのです。
8回を通して、モーツァルトからショスタコーヴィチまでの8人の大音楽家の生涯とその「怖い音楽」を紹介していきます。それは同時に18世紀から20世紀までの音楽史を知ることにもなります。あわせて、オペラ、交響曲、協奏曲、ピアノソナタ、レクイエムなど、ジャンルごとの歴史も概観します。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/20(木) モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」で描かれた「父の恐怖」あるいはオペラの歴史
第2回 2017/ 7/27(木) ベートーヴェン:「田園交響曲」で描かれた「自然の恐怖」あるいは交響曲の歴史
第3回 2017/ 8/ 3(木) ベルリオーズ:「幻想交響曲」で描かれた「狂気の恐怖」あるいは標題音楽の歴史
第4回 2017/ 8/10(木) ショパン:「葬送ソナタ」で描かれた「死の恐怖」あるいはピアノソナタの歴史
第5回 2017/ 8/24(木) ヴェルディ:「レクイエム」で描かれた「神の恐怖」あるいはレクイエムの歴史
第6回 2017/ 8/31(木) ラフマニノフ:「ピアノ協奏曲第2番」で描かれた「孤独の恐怖」あるいはピアノ協奏曲の歴史
第7回 2017/ 9/ 7(木) ホルスト:「惑星」で描かれた「戦争の恐怖」あるいはイギリス音楽の歴史
第8回 2017/ 9/14(木) ショスタコーヴィチ:「交響曲第10番」で描かれた「国家権力の恐怖」あるいはロシア音楽の歴史

備考

【ご受講に際して】
◆作曲技法など理論的な内容ではございませんので、夏の暑いひととき、怖い音楽を聴いて涼しい気分になろうという感じでご参加ください。できれば参考図書を事前にお読みいただければ、よりわかりやすいと思います。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『怖いクラシック』(NHK出版新書)(ISBN:978-4140884812)


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中川 右介
肩書き 作家、編集者(クラシックジャーナル編集長)
プロフィール 1960年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社アルファベータ代表取締役編集長として「クラシックジャーナル」、音楽家の評伝などを編集・発行(2014年まで)。音楽、歌舞伎、映画、歌謡曲などの著書多数。著者に『カラヤンとフルトヴェングラー』『現代の名演奏家50』(幻冬舎新書)、『怖いクラシック』(NHK出版新書)、『歌舞伎 家と血と藝』(講談社現代新書)他。
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