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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-07-30 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:320109

銀幕に魅せられた文学者たち アメリカの恋人と呼ばれたメアリー・ピックフォードから喜劇王チャップリンまで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月 1日(火)~ 9月 5日(火)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
24
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・映画と文学の刺激的な関係を解読する。

【講義概要】
映画と文学の関係を様々な角度から考察します。映画というメディアの登場は文学をどのように豊かにしたのか。映画というメディアの隆盛は私たち人間の感性のどのような変容と対応しているのだろうか。など、映像資料を見たり、文学資料を読んだりしながら、分析します。
【第1回】アメリカの恋人と呼ばれた女優メアリー・ピックフォードは、谷崎潤一郎の文学をどのように触発したのか考えます。
【第2回】詩人萩原朔太郎の想像力に、映画はどんなふうにはたらきかけたのでしょうか。萩原朔太郎の詩におけるミステリアスな要素について考えます。
【第3回】寺田寅彦は、夏目漱石の弟子。科学者でもあり、エッセイに巧みで、映画をこよなく愛しました。彼にとっての映画と文学を考えます。
【第4回】喜劇王チャップリンは日本文学、日本文化とどのような関わりを持っているのでしょうか。チャップリンが日本のモダニズム文学の先端をゆく人々にもたらした啓示について考えます。
【第5回】ノーベル文学賞作家川端康成は、映画の実作にも深く関わり、また川端作品はしばしば映画化されてもいます。川端文学にとって映画的であるとはどういうことだったのでしょうか。文学と映画「雪国」を読み比べます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 8/ 1(火) メアリー・ピックフォードに似た娘 ― 谷崎潤一郎「痴人の愛」
第2回 2017/ 8/ 8(火) キネマと探偵 ― 萩原朔太郎「月に吠える」
第3回 2017/ 8/22(火) モンタージュは俳句だ!? ― 寺田寅彦
第4回 2017/ 8/29(火) チャップリンに恋をして ― 尾崎翠
第5回 2017/ 9/ 5(火) 燃えあがるフィルム ― 川端康成「雪国」

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 賢子
肩書き 立教大学特任教授
プロフィール 立教大学特任教授。専門は日本近代文学・文化・演劇。主著に、『彼等の昭和』(白水社、1994年)、『尾崎翠 砂丘の彼方へ』(岩波書店、2010年)、『宝塚百年を越えて 植田紳爾に聞く』(国書刊行会、2014年)、共編著に『占領期雑誌資料大系 文学篇(全5巻)』(岩波書店、2009-2010年)など。
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