大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・中東における様々な紛争、特に「イスラーム過激派」について、実証的な理解や考察することを目指します。
・移民・難民、イスラーム過激派の戦闘員の越境移動のメカニズムを把握することを目指します。

【講義概要】
シリア紛争をはじめとする中東の紛争は、「宗派対立」、「イスラーム国」、「植民地主義」などで特徴付けられ、「複雑だ」と片付けられてしまいがちです。本講義では、「複雑」で「理解や解決が不可能」に見える様々な問題を実証的に分析し、紛争や問題の実態を明らかにしていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/22(土) 「イスラーム過激派」ってなに?
第2回 2017/ 7/29(土) 中東地域における紛争
第3回 2017/ 8/ 5(土) 越境移動のメカニズム
第4回 2017/ 8/26(土) 中東とイスラーム過激派の将来

【ご受講に際して】
◆世界情勢の変化によって、講座内容が変更になることがあります。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『「イスラーム国」の生態がわかる45のキーワード』（明石書店）（ISBN:9784750342207）


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	髙岡 豊
肩書き	公益財団法人中東調査会 上席研究員
プロフィール	1975年新潟県生まれ。早大教育学部卒業、在シリア日本国大使館専門調査員などを経て上智大学で博士号を取得(地域研究)。中東調査会上席研究員。シリアなど東アラブ地域の政治や社会を専攻。著書に『現代シリアの部族と政治・社会』(三元社)、『「イスラーム国」の生態がわかる45のキーワード』(明石書店)など。