大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・日本古典文学の最高峰といわれる『源氏物語』の魅力を、名場面を中心に短期間でわかりやすく解き明かしていきます。

【講義概要】
『源氏物語』は、その壮大なスケールと、人間の心を深く掘り下げた文章により、汲めども尽きぬ魅力をたたえた作品です。本講座では、初回に『源氏物語』を読む上で必要な基礎知識を説明し、続いて桐壺巻と帚木巻について、名場面を中心にわかりやすく解説していきます。源氏絵や衣食住などの文化的背景も、スライドショーでご覧に入れます。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/ 7(金) 源氏物語への招待
第2回 2017/ 8/ 4(金) 桐壺巻の世界
第3回 2017/ 9/ 8(金) 帚木巻の世界

【ご受講に際して】
◆『源氏物語』を初めて読むという方、既に読んだことのある方、ともに歓迎いたします
◆教室でプリントを配布いたします。参考図書として挙げた以外でも、お持ちの『源氏物語』のテキストを参考になさって結構です。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『源氏物語 1 第1巻 桐壺・帚木・空蟬・夕顔』（小学館）（ISBN:9784093620819）
『週刊 絵巻で楽しむ源氏物語01桐壺・02帚木』（朝日新聞出版）（ISBN:ASIN:B00684UU34）


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	河添 房江
肩書き	東京学芸大学教授
プロフィール	東京大学大学院人文科学研究科修了。博士（文学)。東京大学大学院客員教授、一橋大学大学院連携教授を兼任。平安文学専攻。著書に『源氏物語と東アジア世界』『光源氏が愛した王朝ブランド品』『唐物の文化史』ほか。これまでＮＨＫ文化センター青山教室講師、朝日カルチャーセンター新宿・立川教室講師など。