大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・浮世絵について基礎的な知識を確認する。
・浮世絵と江戸文化の関係の概要を理解する。
・浮世絵の開祖・岩佐又兵衛の新たな人物像を知る。

【講義概要】
日本文化を代表する浮世絵について、江戸時代に浮世絵の開祖と伝えられた岩佐又兵衛という人物にスポットをあてて考えてみたいと思います。「奇想の画家」のトップバッターに据えられ、昨夏から今春にかけ、複数の大規模な展覧会が開催され、雑誌の特集も出されていますが、又兵衛人気は今一つの感がします。本講座は、又兵衛の人物像を江戸文化、特に芸能から探ることにより、又兵衛の新たな魅力に迫ろうとするものです。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 7/11(火) 浮世絵とは何か
第2回 2017/ 7/18(火) 江戸時代の文化―芸能を中心に―
第3回 2017/ 7/25(火) 岩佐又兵衛―人と作品―
第4回 2017/ 8/ 1(火) 国宝・舟木本「洛中洛外図」の魅力

【ご受講に際して】
◆休講が生じた場合は、8月8日に補講を行います。


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	深谷 大
肩書き	早稲田大学演劇博物館招聘研究員、大東文化大学講師
プロフィール	東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。博士(文学)(早稲田大学)。専攻は江戸時代を中心とした日本文化(芸能・文学・美術)。大東文化大学などで講師を務める一方、サントリー美術館や千葉市美術館などの展覧会の企画に携わる。著書に『岩佐又兵衛風絵巻群と古浄瑠璃』(ぺりかん社)、『岩佐又兵衛全集』(藝華書院)などがある。