講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-24 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:310505
仏教漢文入門
- 開催日
- 5月26日(金)~ 6月23日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,580円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 16,767円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
漢文による仏教は、日本の文化や思想の基盤であったと言っても過言ではありません。本講座は、5回という短期間ですので、仏教漢文の基本を中心として、漢字や仏教語の理解を深めていけるように講義を進めて行きます。仏教と日本語の関連にも注目します。
【講義概要】
第1回目は、仏教語について概説した上で、仏教漢文の特色についてお話しします。先ず、漢字の音についての知識が不可欠なので、そのことを導入にします。その上で、訓読の基本についてお話しし、基本的な戒である五戒を中心にして文献を読みます。第2回目は、源信が著した『往生要集』から、六道の中の「人道」を抜き出して読み、人について考えます。第3回目と第4回目は、観音信仰の基盤となる『法華経』の中の観音経(観世音菩薩普門品)を読みます。第5回目は、日本密教の基盤とも言うべき『大日経』とその註釈書の講読により、大日如来という尊格について検討します。
漢文による仏教は、日本の文化や思想の基盤であったと言っても過言ではありません。本講座は、5回という短期間ですので、仏教漢文の基本を中心として、漢字や仏教語の理解を深めていけるように講義を進めて行きます。仏教と日本語の関連にも注目します。
【講義概要】
第1回目は、仏教語について概説した上で、仏教漢文の特色についてお話しします。先ず、漢字の音についての知識が不可欠なので、そのことを導入にします。その上で、訓読の基本についてお話しし、基本的な戒である五戒を中心にして文献を読みます。第2回目は、源信が著した『往生要集』から、六道の中の「人道」を抜き出して読み、人について考えます。第3回目と第4回目は、観音信仰の基盤となる『法華経』の中の観音経(観世音菩薩普門品)を読みます。第5回目は、日本密教の基盤とも言うべき『大日経』とその註釈書の講読により、大日如来という尊格について検討します。
備考
【ご受講に際して】
◆『広辞苑』等の国語辞典が入った電子辞書をお持ちいただくと、かなり役に立ちます。なぜかというと、極めて多くの仏教語が日本語の中に入っているからです。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆『広辞苑』等の国語辞典が入った電子辞書をお持ちいただくと、かなり役に立ちます。なぜかというと、極めて多くの仏教語が日本語の中に入っているからです。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 大久保 良峻 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1954年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程東洋哲学専攻退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本仏教教学史・仏教学。著書に『天台教学と本学思想』、『台密教学の研究』、編著に『天台学探尋』(以上、法蔵館)などがある。 |