講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-08 / 世界史 / 学内講座コード:310304
ヨーロッパ中世の王侯貴族と教会
- 開催日
- 5月10日(水)~ 6月 7日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,580円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 16,767円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・ヨーロッパ中世社会を構造的に把握すること。
・教会の果たした社会的役割を総合的に理解すること。
・王侯貴族と教会の関係を政治・権力の面を中心に理解すること。
【講義概要】
1000年に及ぶヨーロッパ中世の最盛期は12・13世紀であるが、この時期にローマ教皇を頂点とする教会制度も確立し、「キリスト教世界」が成立した。キリスト教は人々の死生観、倫理観だけでなく、政治、経済、文化などあらゆる面で影響を与えるに至った。この講義では中世社会の全体構造を把握した上で、王の即位儀礼やカノッサの屈辱事件に見られるような、当時の支配権力、王侯貴族と教会の関係に力点を置いて、教会の果たした政治的役割を多面的、具体的にフランスを中心に検討することとしたい。必要に応じて、映像や史料も用いることとしたい。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 5/10(水) 中世社会の基本構造
第2回 2017/ 5/17(水) 教会の組織と制度の発展
第3回 2017/ 5/24(水) 王の聖性と教会
第4回 2017/ 5/31(水) 貴族社会と教会
第5回 2017/ 6/ 7(水) 中世後期の社会変動と教会
・ヨーロッパ中世社会を構造的に把握すること。
・教会の果たした社会的役割を総合的に理解すること。
・王侯貴族と教会の関係を政治・権力の面を中心に理解すること。
【講義概要】
1000年に及ぶヨーロッパ中世の最盛期は12・13世紀であるが、この時期にローマ教皇を頂点とする教会制度も確立し、「キリスト教世界」が成立した。キリスト教は人々の死生観、倫理観だけでなく、政治、経済、文化などあらゆる面で影響を与えるに至った。この講義では中世社会の全体構造を把握した上で、王の即位儀礼やカノッサの屈辱事件に見られるような、当時の支配権力、王侯貴族と教会の関係に力点を置いて、教会の果たした政治的役割を多面的、具体的にフランスを中心に検討することとしたい。必要に応じて、映像や史料も用いることとしたい。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 5/10(水) 中世社会の基本構造
第2回 2017/ 5/17(水) 教会の組織と制度の発展
第3回 2017/ 5/24(水) 王の聖性と教会
第4回 2017/ 5/31(水) 貴族社会と教会
第5回 2017/ 6/ 7(水) 中世後期の社会変動と教会
備考
テキスト
『フランスの中世社会 ― 王と貴族たちの軌跡』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642056168)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
『フランスの中世社会 ― 王と貴族たちの軌跡』(吉川弘文館)(ISBN:978-4642056168)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 渡辺 節夫 |
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肩書き | 青山学院大学名誉教授 |
プロフィール | 1947年山梨県生まれ。フランスを中心に西欧文明の原点を中世に探るという意味で、政治・経済・宗教を総合的に研究。東京大学大学院修士課程修了後、専任教員として大学で教養教育と専門教育を担当。3回のフランス長期留学を経てパリ第一大学で博士号取得。主著は『フランス中世政治権力構造の研究』(東京大学出版会)。 |