講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-10 / 文学 / 学内講座コード:310102
『日本書紀』を読む 巻第六・垂仁紀
- 開催日
- 4月12日(水)~ 6月 7日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 14,580円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 16,767円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・本講座では、奈良時代に成立した最古の勅撰史書である『日本書紀』に注目し、主に文学としての観点から記事を読み解きます。
・他の文献との比較や奉斎神社の現状を通して、そこに登場する神・人物に関する理解を深めていきます。
【講義概要】
本学期は、『日本書紀』巻第六・垂仁天皇条を中心に読み解きます。はじめに、『日本書紀』巻第五・崇神天皇条を中心に、これまでの各天皇条の概要をみます。次に、講読では、記事内容の細部を踏まえつつ、漢籍の利用や、背景にある祭祀・信仰及び習俗、後世にみられる受容などを捉えることに重点を置きます。その上で、『古事記』等にみる関連記事や、海外における類話、さらには現在奉斎する神社をも視野に入れつつ、『日本書紀』の持つ魅力を多角的に考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/12(水) 『日本書紀』巻第五・崇神紀までの各天皇条の概要、巻第六・垂仁紀:出生・即位、任那との抗争
第2回 2017/ 4/26(水) 巻第六・垂仁紀:狭穂彦王の謀反と皇后・狭穂姫、当麻蹶速と野見宿禰の相撲
第3回 2017/ 5/10(水) 巻第六・垂仁紀:立后、誉津別王、伊勢の祭祀、出雲の神宝検校
第4回 2017/ 5/24(水) 巻第六・垂仁紀:埴輪の起源、治水・農業振興、石上神宮と神宝
第5回 2017/ 6/ 7(水) 巻第六・垂仁紀:天の日槍と神宝、田道間守と非時香菓、崩御、後世の受容
・本講座では、奈良時代に成立した最古の勅撰史書である『日本書紀』に注目し、主に文学としての観点から記事を読み解きます。
・他の文献との比較や奉斎神社の現状を通して、そこに登場する神・人物に関する理解を深めていきます。
【講義概要】
本学期は、『日本書紀』巻第六・垂仁天皇条を中心に読み解きます。はじめに、『日本書紀』巻第五・崇神天皇条を中心に、これまでの各天皇条の概要をみます。次に、講読では、記事内容の細部を踏まえつつ、漢籍の利用や、背景にある祭祀・信仰及び習俗、後世にみられる受容などを捉えることに重点を置きます。その上で、『古事記』等にみる関連記事や、海外における類話、さらには現在奉斎する神社をも視野に入れつつ、『日本書紀』の持つ魅力を多角的に考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/12(水) 『日本書紀』巻第五・崇神紀までの各天皇条の概要、巻第六・垂仁紀:出生・即位、任那との抗争
第2回 2017/ 4/26(水) 巻第六・垂仁紀:狭穂彦王の謀反と皇后・狭穂姫、当麻蹶速と野見宿禰の相撲
第3回 2017/ 5/10(水) 巻第六・垂仁紀:立后、誉津別王、伊勢の祭祀、出雲の神宝検校
第4回 2017/ 5/24(水) 巻第六・垂仁紀:埴輪の起源、治水・農業振興、石上神宮と神宝
第5回 2017/ 6/ 7(水) 巻第六・垂仁紀:天の日槍と神宝、田道間守と非時香菓、崩御、後世の受容
備考
【ご受講に際して】
◆2016年度冬学期講座から継続する内容を取り扱いますが、本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説しますので、お気軽にご受講ください。
テキスト
『日本書紀(二)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003000427)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆2016年度冬学期講座から継続する内容を取り扱いますが、本学期から初めてご受講なさる方も歓迎いたします。初回時に、これまでの概要を解説しますので、お気軽にご受講ください。
テキスト
『日本書紀(二)』(岩波文庫)(ISBN:978-4003000427)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 小林 真美 |
---|---|
肩書き | 東京理科大学助教、古事記学会理事 |
プロフィール | 1976年山梨県生まれ。2006年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。著書に『『古事記』諸本における受容と展開の研究』(単著・國學院大學大学院)、『日本書紀【歌】全注釈』(分担執筆・笠間書院)、『古事記 日本書紀に出てくる謎の神々』(同・新人物往来社)等がある。 |