講座詳細情報
申し込み締切日:2017-04-11 / 文学:日本史 / 学内講座コード:210230
日記で読む中世の歴史と文化
- 開催日
- 4月13日(木)~ 6月22日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・中世に多く書かれた日記(古記録)の世界にふれ、中世社会の実像について理解を深めます。
【講義概要】
日本人が日記好きであるということは、これまでも度々指摘されています。中世の日本人も、我々と同じく日記をつける習慣を持っていました。それは単なる備忘録としてではなく、家の存続や立身出世に関わる大切なものでもありました。その一方で、日記には記述者(記主)が直接体験したり、見聞きしたりした事柄が詳細に記録されており、文章に記述者本人の価値観が色濃く表れるという点で、古文書や編纂物とは異なった魅力を持つ第一級の歴史史料でもあるのです。本講座ではバリエーション豊かな中世の日記から記事を具体的に取り上げ、平安時代末期から戦国時代に至る歴史について考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/13(木) 「古記録」とはなにか
第2回 2017/ 4/20(木) 院政期の宮廷生活
第3回 2017/ 4/27(木) 貴族が出会った東国武士
第4回 2017/ 5/11(木) 「歌聖」藤原定家の宮仕え
第5回 2017/ 5/18(木) 両統迭立とモンゴル襲来
第6回 2017/ 5/25(木) 中世における旅
第7回 2017/ 6/ 1(木) 足利将軍家の時代
第8回 2017/ 6/ 8(木) 地方へと向かう貴族
第9回 2017/ 6/15(木) 戦国時代の京都と織田信長
第10回 2017/ 6/22(木) 武士の日記からみえる戦国時代の九州
・中世に多く書かれた日記(古記録)の世界にふれ、中世社会の実像について理解を深めます。
【講義概要】
日本人が日記好きであるということは、これまでも度々指摘されています。中世の日本人も、我々と同じく日記をつける習慣を持っていました。それは単なる備忘録としてではなく、家の存続や立身出世に関わる大切なものでもありました。その一方で、日記には記述者(記主)が直接体験したり、見聞きしたりした事柄が詳細に記録されており、文章に記述者本人の価値観が色濃く表れるという点で、古文書や編纂物とは異なった魅力を持つ第一級の歴史史料でもあるのです。本講座ではバリエーション豊かな中世の日記から記事を具体的に取り上げ、平安時代末期から戦国時代に至る歴史について考えていきたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/13(木) 「古記録」とはなにか
第2回 2017/ 4/20(木) 院政期の宮廷生活
第3回 2017/ 4/27(木) 貴族が出会った東国武士
第4回 2017/ 5/11(木) 「歌聖」藤原定家の宮仕え
第5回 2017/ 5/18(木) 両統迭立とモンゴル襲来
第6回 2017/ 5/25(木) 中世における旅
第7回 2017/ 6/ 1(木) 足利将軍家の時代
第8回 2017/ 6/ 8(木) 地方へと向かう貴族
第9回 2017/ 6/15(木) 戦国時代の京都と織田信長
第10回 2017/ 6/22(木) 武士の日記からみえる戦国時代の九州
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 小出 麻友美 |
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肩書き | エクステンションセンター講師 |
プロフィール | 慶應義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。専門は日本中世史。主な業績として「慶應義塾大学文学部古文書室所蔵「中原章房関係文書」」(『史学』85巻1-3号)、「鎌倉期の公家法に見る雑訴興行とその背景」(『年報三田中世史研究』15号)、国立歴史民俗博物館企画展示「時代を作った技―中世の生産革命―」などがある。 |