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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-04-10 / 芸術・文化 / 学内講座コード:110416

日本絵画における人物の造形 描く・似せる・美しくする

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(水)~ 6月21日(水)
講座回数
9回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
26,244円
定員
30
その他
ビジター価格 30,180円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
 日本絵画における人物描写の基本ルールを学ぶ
肖像画を描く際の美化、理想化について考える
肖像画の役割の変化について学ぶ

【講義概要】
 源氏物語絵巻の精緻な線を幾度も引き重ねて描いた目は、悲しみも喜びも、怒りさえもその中に宿すことが出来ます。信貴山縁起絵巻のぐっと天に向かって突き出された手は、雄弁に驚きや恐れを見る者に伝えます。伝源頼朝像は、像主が誰かという問題とともに、その傑出した彩色と描線の手腕が人の心を惹きつけてやみません。物語の中の無名の人物から、天皇、貴族、武家、僧侶といったあらゆる特権的な人々まで、無数の人の姿が、絵画となって今に伝わっています。この講座では、人物を絵画化する、ということの問題点についてじっくり考えてみましょう。彼らの美しい眼差しや繊細な指先が、多くのことを語りだすはずです。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/12(水) 人の姿を描くということ
第2回 2017/ 4/19(水) 絵巻の中の人物1
第3回 2017/ 4/26(水) 絵巻の中の人物2
第4回 2017/ 5/10(水) 似絵の世界−スケッチと理想化
第5回 2017/ 5/17(水) 頂相の世界−肖像画を通して伝わった新しい中国文化
第6回 2017/ 5/31(水) 肖像画を礼拝する
第7回 2017/ 6/ 7(水) 福の神と天神さま
第8回 2017/ 6/14(水) 天下人の肖像
第9回 2017/ 6/21(水) 女性の視線

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 岡本 明子
肩書き 東京藝術大学大学美術館助教
プロフィール 神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。専門分野は日本絵画史、特に室町・桃山時代の障屏画。東京藝術大学大学美術館に助教として勤務するほか、早稲田大学文学部で講師を勤める。
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