大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
朗読を今までに勉強したことがあり、さらなる成長を目指している人を対象にした講座です。それぞれの作品の時代背景や作家の生きざまを調べ、作品を精読していくことで、より一層深みのある朗読をすることを目標とします。

【講義概要】
舞台朗読の第一人者・幸田弘子の門下生(中里・鈴木)が講師を務めます。各テーマに沿って、さまざまな角度からの精読を試み、作品の世界を聴き手にきちんと伝えていくための表現方法の習得をめざします。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 4/ 7(金) 表現力を身につける(中里)
第2回 2017/ 4/14(金) 表現力を身につける(中里)
第3回 2017/ 4/21(金) 表現力を身につける(中里)
第4回 2017/ 4/28(金) 表現力を身につける(中里)
第5回 2017/ 5/12(金) 表現力を身につける(中里)
第6回 2017/ 5/19(金) 丁寧に物語を紡ぐ(鈴木)
第7回 2017/ 5/26(金) 丁寧に物語を紡ぐ(鈴木)
第8回 2017/ 6/ 2(金) 丁寧に物語を紡ぐ(鈴木)
第9回 2017/ 6/ 9(金) 丁寧に物語を紡ぐ(鈴木)
第10回 2017/ 6/16(金) 丁寧に物語を紡ぐ(鈴木)

【ご受講に際して】
◆「朗読の楽しみ」の講座は全部で5講座ありますが、目指す目標は同じです。

【備考】
パンフレット記載の講座内容に訂正がございます。(2)丁寧に物語を紡ぐ(鈴木千秋講師)の講座内容は正しくは下記の通りとなります。
「浅田次郎の「雛の花」(「霞町物語」講談社文庫刊)が題材です。作者の自伝的な小説で、「僕」の視点から在りし日の祖母の生き様やたたずまいの美しさが描かれます。祖母が語る江戸弁の切符のよさや、自分だけが見た祖母の姿から、出棺の日、雛の花で祖母を送ろうと奔走する「僕」の思いを、丁寧に表現していきましょう。 」

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	鈴木 千秋
肩書き	朗読家、フェリス女学院大学講師
プロフィール	東京生まれ。舞台朗読の第一人者・幸田弘子氏に師事。朗読グループ幸風を主宰。エクステンションセンター等で朗読講師を担当。樋口一葉、夏目漱石、「源氏物語」「おくのほそ道」など幅広い作品で毎年朗読公演開催。太宰治文学サロン出演(2012～13年)、シドニー大学、ハノイ大学で日本語専攻の学生向けに公演。

名前	中里 貴子
肩書き	朗読家、共立女子大学講師
プロフィール	朗読家・共立女子大学講師群馬県出身。元群馬テレビアナウンサー。舞台朗読の第一人者幸田弘子に師事。樋口一葉、宮沢賢治、芥川龍之介、夏目漱石らの代表作品、中原中也、萩原朔太郎の詩や「おくのほそ道」「源氏物語」など古典も朗読している。韓国の仁荷大学、同徳女子大学、祥明大学、豪州のシドニー大学、ベトナムのハノイ大学で朗読。